こんばんは。
サルオです。
まずは告知です。
告知が遅くなって申し訳ございませんが、オンラインショップでの販売は明日の20時からとなっております。
落ち着いた色合いと透明感で人気のグリーンアメジストが勾玉に。
マスカットのような透き通った緑色。
涼しげな佇まいは、穏やかな日々の暮らしと、癒しをもたらしてくれそうです。
縁結びの地、稲佐の浜でお清めもしております!
是非この機会にご覧くださいませ。
販売開始日
・全国の店舗
2020年5月25日(月)より順次
※店舗によって入荷数が異なります。
詳しくは各店舗へご確認下さい。
尚、コロナウイルス感染症に伴う緊急事態宣言を受けまして、オンラインショップと一部の店舗以外の店舗につきましては現在休業中でございます。
現在24店舗の営業再開させていただいておりますが、その他の店舗については、営業再開後、順次展開とさせていただきます。お近くの店舗での購入を希望する場合は今後の情報をお待ちいただきますようお願い申し上げます。ご迷惑をおかけし申し訳ございませんが、何卒、宜しくお願いいたします。
※2020.05.20時点
▼休業に関する情報はこちらから▼
https://anahita-style.com/news/87673/
みなさまのご来店、心よりお待ちしております。
・オンラインショップ
2020年5月21日(木)20:00販売開始予定
販売価格
30ミリサイズ:15,000円+(税)
20ミリサイズ:6,000円+(税)
16ミリサイズ:3,800円+(税)
10ミリサイズ:2,300円+(税)
このブログにて明日の20時よりすぐるちゃんが紹介してくれますよ。
それでは、本日はアンバーのブレスレットを紹介させて頂きます。
★【限定1本】アンバー 10ミリ ブレスレット バルト海産 内径15.5㎝ 34,000円+(税)★
オンラインショップにて販売中!!
金色に輝いているような印象を持つとっても高品質なアンバーのブレスレットです。
アンバーよりも日本人にとってみれば琥珀(こはく)という名前の方が耳馴染みがいいかも知れませんね。
このアンバーは発色の良さも特徴的ではあるのですが、内包物がほどんど入っていないクリアなアンバーであることが一番の魅力ではないかと思います。
★【限定1本】アンバー 10ミリ ブレスレット バルト海産 内径15.5㎝ 34,000円+(税)★
オンラインショップにて販売中!!
アンバーは一般的に加熱処理が施されております。
アンバーに加熱処理をすることで、透明感を改善させてたり、色合いを濃くしたりしております。
このアンバーがどうなのかは鑑別してみないと分かりませんが、加熱処理の特徴として、石の内部に円盤状の模様が生じることがあります。
この模様は熱が加わることで内部の空気がはじけて起きる現象ですので、加熱処理が施されているかどうかを見る一つの指標になるのではないかと思います。
そして、このアンバーにはそのような模様はございません。
加熱処理が施されていても模様が出ないものもありますので、必ずしも「何も処理されていない削りだしのアンバーです」ということにはなりませんので念のためお伝えさせて頂きます。
★【限定1本】アンバー 10ミリ ブレスレット バルト海産 内径15.5㎝ 34,000円+(税)★
オンラインショップにて販売中!!
そして、ここからが今日書きたかった一番の内容です。
そもそも、今日アンバーを紹介した一番の理由になります。
といいますのも、新型コロナウイルス対策として、アルコール殺菌液をよく見かけますよね。
実は、カット研磨以外に処理が施されていない鉱物はアルコール(エタノール)に対して影響を受けることがありません。
単にアルコールが蒸発して消えていくだけです。
しかし、一般的に宝石として取り扱う鉱物の中で唯一といってもいいくらいアルコールに弱い石があります。
それがアンバーです。
なぜならアンバーは有機物だからです。
有機物は生物に由来するもので、主に炭素、水素、窒素から成る化合物です。
鉱物の本を読んでいると鉱物の定義として「無機物」であることが記載されていますが、例外として琥珀を除くとも書いてあることがあります。
そして、アルコールは有機物を溶かす力があるため、アンバーの表面を溶かしてしまいます。
エアーパッキン(プチプチしたやつ)に油性マジックで書こうとすると、エアーパッキンが溶けてうまく書けない経験をされた方もおられるのではないでしょうか。
それと同じような現象がアンバーでも起きてしまいます。
実際に試したわけではないのではっきりとは言えませんが、おそらく綺麗には溶けず、表面がざらざらとしたフロスティのようになるのではないかと思います。
また、他の石は大丈夫かというと、そうではありません。
先ほど、「カット研磨以外に処理が施されていない鉱物はアルコール(エタノール)に対して影響を受けることがありません」と書きましたが、逆にいうと処理の内容によっては影響を受けるものがあります。
それが、樹脂含侵処理です。
アンバーは天然樹脂の化石、含侵処理に使われている樹脂は合成樹脂です。
つまり、原理は同じで含侵している樹脂がアルコールによって溶けると、石がカサカサになってしまう原因になる可能性があります。
樹脂含侵処理をしている代表的な石と言えば、ラピス、ターコイズ、クリソコーラといった硬度の低い石が一般的ですが、最近では透明度の改善を目的とした含侵処理も多くありますので、透明感のあるラブラドライト等も気を付けたほうがいいかも知れません。
この石は大丈夫?と不安になるかも知れませんが、基本的に「水による浄化」に向かないといわれている石は水やアルコールが付かないようにしたほうが宜しいかと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。