こんばんは。
サルオです。
本日はソーシュライトのブレスレットを紹介させて頂きます。
深緑の斑点模様が特徴的な天然石ですが、どのような石なのでしょうか。
★【限定1本】ソーシュライト 10ミリ ブレスレット チャイナ産 内径:約17cm 8,000円+(税)★
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「ソーシュライト」という名前は鉱物名ではございません。
大きくいえば「ガブロ(和名:斑れい岩)」と呼ばれる岩石の一種です。
ガブロは一般的に黒っぽいものが多く、見た目は玄武岩に近いです。といっても玄武岩もイメージ出来ませんよね。
玄武岩については兵庫県豊岡市に「玄武洞」というものがありますので検索してみて下さい。
僕も過去に5回くらい行ったことがあり、玄武洞ミュージアムの中に鉱物が展示されていて、ここの鉱物標本も素晴らしいものが揃っているので興味のある方は是非行ってみて下さい。
(ちなみに、玄武岩という名称は玄武洞に由来しています。)
少し話が逸れてしまいましたが、通常ガブロは黒い岩石なのですが、その中で翡翠と見間違えるようなものが限られた地域で産出されます。
その翡翠のようなガブロのことをソーシュライトと呼びます。
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深い緑色をしたところが確かに翡翠のように見えるかもしれませんね。
このソーシュライトはヨーロッパにおいて最も有名な山の一つであるモンブランで発見され、その発見者であるスイスの探検家ホレスベネディクトドソシュールにちなんで名付けられたそうです。(噛まずしてしゃべることが出来ない長い名前ですね)
この発見は1806年のことなのですが、実は中国において、さらに以前からこの石が「玉(ぎょく)」として使われていたのではないかと思います。
古代中国において玉(ぎょく)とは主にネフライト(軟玉)などの宝石に対して付けられた名前です。
そして、その中国においてこのソーシュライトは「独山玉」と呼ばれています。
独山は中華人民共和国河南省南陽市の近郊にある小さな山ですが、道教と仏教の聖地であり、東麓には「豫山禅寺」があり、後漢時代の西暦189年の建立という古い歴史を持った山です。
本日紹介しているブレスレットのソーシュライトの産地はその「独山」です。
そのことから、このソーシュライトはスイスで発見される以前より中国においては宝石である玉として重宝されていたのではないかと考えられます。
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天然石としてソーシュライトを説明させて頂くと、この石の深い緑色部分は翡翠ではなくゾイサイトやエピドートで白色部分は主にアルバイト(曹長石)などの斜長石から出来ているそうです。
中国においては、「中国翡翠」とも呼ばれ、翡翠の代用品となることも合うそうですが、翡翠は入っておりません。
ソーシュライトはユナカイトなどと同様に、このソーシュライトも特定の条件を満たす岩石に付けられた特別な名前をもつ天然石の一つになりますね。
また、ビーズ自体は綺麗な丸になっていないのは硬度の異なる鉱物が混ざり合っているためだと思われますので、この点ご了承頂けますと喜びます。
最後までご覧頂きありがとうございました。