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クリソコーラに柱が入っているの?スキャポライトインクリソコーラのブレスレット

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こんばんは。
サルオです。

本日はとっても珍しいスキャポライトを内包したクリソコーラのブレスレットを紹介させて頂きます。
スキャポライトについては6月5日にドラみさんが紹介してくれていましたね。
「2つの美しい効果が神秘的♪ブラックスキャポライトのブレスレット」はこちらから

この時ははっきりとした美しいキャッツアイ効果が見えるタイプのスキャポライトでしたが、今回のスキャポライトはどのようなものでしょうか。

それでは、スキャポライトインクリソコーラのブレスレットをご覧下さい。


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全体的に見える水色部分がクリソコーラです。
では、スキャポライト部分はどうなっているのでしょうか。
スキャポライトの和名は柱石(ちゅうせき)ですので、やはり柱のような形になっているのでしょうか?

拡大して見てみましょう。


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う~ん。柱のようは言えませんが、この緑色部分がスキャポライトですかね?
クリソコーラはマラカイトなどの銅鉱物と共生することがよくあるので区別することが難しいです。

しかし、このタイプのブレスレットは仕入れ先さんが鑑別をとっておられ、間違いなくスキャポライトは入っているクリソコーラであると結果がでておりましまた。
クリソコーラの水色以外に目立つ鉱物は緑色部分だけのように見えますが、わずかに白い部分も見えますよね。


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クリソコーラにマラカイトが共生した場合、わざわざクリソコラーインマラカイトと書きますでしょうか。

そして、僕が持っている本のスキャポライトの色の説明に「無色・白・黄・ピンク・紫・青・褐色・灰色・灰黒色」と書いてあり、緑がありません。
他の鉱物の本を見ても「無色・白・黄・紫」と書いてあり、やはり緑がない。。。

そう考えると白い部分がスキャポライトのような気がしてきました。

ここで思い出したのが「ウェルネライト」について。


ウェルネライトのルース

少し難しい話になるのですが、
スキャポライトはメイオナイトとマリアナイトという鉱物が混ざり合った鉱物です。
メイオナイトとマリアナイトはそれぞれ純粋なものは存在せず、ある程度の割合で存在しているのですが、ウェルネライトはそれぞれの成分が中間くらいのものに対して付けられている名称です。

そのウェルネライトの中でもカナダ産のウェルネライトはブラックライトを照射することで蛍光性を示すのが特徴です。


ブラックライトを照射したウェルネライト

上の写真は黄色く蛍光している部分がウェルネライトです。

ということは、可能性として、このスキャポライトインクリソコーラもブラックライトで蛍光する!?

早速試してみましょう。


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黄色に蛍光しましたね。
ということは、おそらくこの蛍光している部分がスキャポライトではないかと思われます。
そして、正確には白い部分か蛍光しているというよりは、ブラックライトを照射していない状態では区別がつかない部分が蛍光しているといった方が正しいかも知れません。
つまり、蛍光箇所がスキャポライトであれば、ブラックライトを当てていない状態において、肉眼ではどこがスキャポライトということは難しいように感じます。
それくらい境界線は曖昧なのです。

個人的にはスキャポライトを内包したクリソコーラを初めて見たのでちょっとした衝撃でした。
当社のレインボームーンストーンの勾玉に付いている青いものがアパタイトだと分かったのが去年の話です。
スキャポライトインクリソコーラも同じように知らなかっただけということも考えられますが、急に出回り始めたように感じますので、おそらくこのタイプのクリソコーラは新しく見つかったものではないかと思われます。

また、スキャポライトインクリソコーラのブレスレットは多種の鉱物が共生しているため、一部のビーズが凹凸になっている箇所があります。
共生鉱物を研磨・加工する時に一部鉱物が抜け落ちたり、硬度の変化によって綺麗な丸にすることが難しい場合がございますので、ご了承頂けますと喜びます。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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