こんばんは。
サルオです。
突然ですが、皆さんは島根県にk世界遺産があることをご存じですか??
皆さんは分かりますよね?
なんといっても世界遺産ですよ。
世界の文化遺産なのですよ。
日本に23カ所しかないんですよ。
分からない?
おそらく、、、そういった方も多いと思います。
むしろ知名度的には知っている人の方が少ないかも知れません。
その世界遺産の名前は「石見銀山遺跡や大森の町並み」です。
うそ!?出雲大社じゃないの?と思われた方も多いのではないでしょうか。
島根県内の観光地としての認知度も出雲大社の方が高く、賑わっているように思います。
銀繋がりということで、本日はメキシコ産の自然銀を紹介させて頂きます。
本日紹介する商品がこちら。
*こちらの商品の産地ちはメキシコ産です
★自然銀 結晶 メキシコ産 ① 白いケースのサイズ:3cm * 3cm 2,600円+税★
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本当は石見銀山産の自然銀が紹介出来ればよかったのですが、さすがにそれは、おいそれと手に入らない。
なぜなら世界遺産なのでということもありますが、枯渇してしまっておりますので。
それでは、自然銀について話をさせて頂きます。
自然銀の特徴は元素鉱物であることです。
元素鉱物とはその名の通り、一つの元素のみの鉱物です。
自然銀の成分はAg(銀)です。
“自然”とつけているのは人工的に抽出した銀ではなく、自然環境の中で成分”銀”のみで産出されたものです。
少し難しい話になるのですが、通常鉱物とは複数の元素によって構成されています。
例えば、
水晶の成分はSiO2 ⇒Si(ケイ素)とO(酸素)
岩塩(塩と同じ)の成分はNaCl ⇒Na(ナトリウム)とCl(塩素)から構成されています。
元素単体で存在出来るものは限られており、何かしら化合物になるのが一般的です。
例えば”鉄”を例にすると。
成分”Fe(鉄)”として産出するものはございます。それは自然鉄になるのでしょう。
しかし、ご存じのように鉄は置いておくと錆びます。変色します。
空気に触れることで酸化するとヘマタイト(Fe2O3)になります。
水にぬれて酸化するとレピドクロサイト[FeO(OH)]やゲーサイトになります。
鉄の近くに硫黄成分があると硫化し「パイライト(FeS2)」になり、炭酸成分が来るとシデライト(FeCO3)になります。
それぞれの鉱物と鉄単体での産出量を比べると圧倒的に自然鉄の産出量はすくなくなります。
そりゃそうですよね。空気に触れるとヘマタイトになってしまうのですから。
つまり、元素は元素どうして反応し、化合物となり安定するものです。
しかし、元素単体でも安定しているものがあります。
それが元素鉱物です。
代表的な元素鉱物は下記の通りです。
成分:C(炭素) 宝石名:ダイヤモンド
成分:S(硫黄) 鉱物名:サルファー
成分:Au(金) 鉱物名:自然金
成分:Pt(プラチナ) 鉱物名:自然白金
成分:Au(銅) 鉱物名:自然銅
などなど、よく見ると貴金属がたくさんありますね。
やはり元素として安定しているものは価値が出来るのかもしれませんね。
調べてみると自然白金(プラチナ)は北海道で産出された記録があるそうですよ。
それでは改めて自然銀を見ていきます。
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何やら不思議な形をしていますね。
「にょろにょろ」と表現したらいいのでしょうか。
まるで、島根県安来市で伝統文化「安来節」でてくるドジョウが集まったような形かシダ植物のようですね。
拡大して見てます。
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色味はシルバーというよりはブロンズに近いですね。
銀は安定と言っても金やプラチナに比べると不安定です。
そのため、空気中で酸化していき、だんだんと表面が黒くなっていきます。
現在の段階は黒くなる手前の真鍮色の段階です。
急激に黒くなるものではないのですが、近くにサルファーという鉱物を置いていると、銀の表面が硫化していき、一気に黒くなるそうですので注意が必要です。
なかなか旅行に出るもの難しい状況が続いておりますので、改めて石見銀山の魅力など「めのうさとえすこな散歩」等でご紹介出来ればと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。