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ラピスラズリのような濃紺!インペリアルソーダライトのビーズ

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こんばんは。
サルオです。

本日はとっても濃い青色が特徴のソーダライト10ミリビーズを紹介させて頂きます。


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見れば見るほどラピスラズリにそっくりですね。
ということでラピスラズリとの違いについて書いていきたいと思います。

まず、ソーダライトについて
成分:Na8[Cl2(AlSiO4)6]
和名:方ソーダ石(ほうそーだせき)
硬度:5.5~6

青い色が特徴的な鉱物で、広く世界的に産出されているが、今のところ日本においてはまだ発見されたことのない石です。

少し難しい話になりますが、
鉱物グループとしては準長石と呼ばれています。
純粋な長石は成分が AlSi3O8となるが、ソーダライトの成分の( )の中が(AlSiO4)となっており、似ていますがSi(ケイ素)の量が足りていません。
こういった鉱物が準長石と呼ばれ、「かすみ石」などがあります。

続きまして、ラピスラズリについて
ラズライトを主体とした、アウィン、ソーダライト、ノゼアンといった青色鉱物の集合体。
ソーダライトが含まれていますが、あくまでも主体となっている鉱物はラズライトです。

ラズライトについて
成分:(Na,Ca)8(Al6Si6O24)(SO4,S2,Cl,OH)2
和名:青金石
硬度:5~5.5

成分を見てもらうと分かるように、こちらも準長石の鉱物で、ソーダライトに成分が多少似ていますが別鉱物となります。
ちなみに日本語でいう「ラズライト」には2種類の鉱物があります。
それは、「razurite(和名:天藍石)」と「razulite(和名:青金石)」。ラが「r」か「l」の違いです。
カタカナで書くと同じなのですが、英語だと別物です。

説明が長くなりましたが、分かりやすく言うと「どこが違うの?」ということですよね。
ソーダライトのビーズを拡大してみましょう。


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ラピスラズリにはあってソーダライトにはないものが見えてきませんが?
それは、「ソーダライトにはパイライト」がないというところです。

稀にソーダライトにもパイライトが混ざっているものを見たことがありますが、パイライトが入っていればラピスラズリでほぼ間違いないでしょう。


また、青味を比較してみるとソーダライトの方が紺色が濃く、ラピスラズリの方が明るい色をしているものが多い特徴がありますよ。

しかし、ソーダライトにはソーダライトでラピスラズリにはない魅力も持っているます。
特にビーズとして使うときに、全体的にシックなイメージにしたい時にラピスラズリでは「ちょっと浮いてしまう」というときにソーダライトはいかがでしょうか。

今回入荷したソーダライトは色の濃さはもちろんですが、全体的に色むらが少なく高品質のソーダライトになっております。
このように品質の高いソーダライトはインペリアルソーダライトと呼ばれているそうですよ。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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