こんばんは。
サルオです。
何かブログのネタになるようなものがないかな?と単発系ビーズの棚を探していると、、、見つけました!
ひときわ大きな塊が水晶の中に内包されたビーズを発見!
何!?これ!と思い、商品タグを見てみると、、、インクルージョンクォーツと書いてあるではないですか。
インクルージョンとは内包物のこと、クォーツは水晶なので、「インクルージョンクォーツ」という品名は「水晶の中に何か別の鉱物が内包していますよ」という意味です。
どうしてこのような商品名になったのか。
いや、むしろこれは試されてるな!と思い、特別な機材(ルーペ等含め)を用いずに何が入っているか予想してみたい!
ということで、皆さんにも考えて頂きたいので、まずは写真をご覧下さいませ。
★【限定1石】インクルージョンクォーツ 13ミリ ビーズ ブラジル産 鑑別書付 37,000円+税★
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僕一人でやるよりも、すぐるちゃんと対決という形にした方が面白いかな思い、すぐるちゃんにもクイズに参加してもらいました。
皆さんはこの内包物が何か分かりますか?
ビーズサイズが13ミリとやや大玉のビーズに大きな一粒の結晶が入り込んでいます。
インクォーツ系のビーズでここまで大きな結晶がはっきりと内包しているのも珍しいですよね。
続きまして、こちらの写真
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これは、大ヒントの写真になったのではないでしょうか。
それでは、
わたくしサルオが出した答えは、「スファレライト(閃亜鉛鉱)」です。
スファレライトはパイライトに一緒にくっついている、黒い金属光沢を持っている鉱物です。
光沢は内包物の周りに付いている被膜のようなものが邪魔をしてはっきりと確認出来ませんでした。
続きましてすぐるちゃんが出した答えは「マイカ(雲母)」です。
さてどちらが正解なのか。
それとも正解者いないのか。
ヒントになる写真を出していきますよ。
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この角度でビーズを見ると、ただの黒い塊ではなく、緑色に見えますね。
つまり、濃緑色をしていることが分かります。
緑色といえば以前クロムを含んで緑色になった特殊なマイカが内包した水晶を紹介したことがありましたよね。
ということは、マイカでしょうか。
いや、スファレライトもただ黒いだけではなく、透明感を持ち、グリーンやオレンジなと特殊な色を持ったものもございます。
そのようなスファレライトは「クレオフェーン」と呼びます。
そうなると、かすかな希望かも知れませんが、スファレライトの可能性も残っていますよね。
続きましての写真がこちら。
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この写真はiPhoneのライトの光を下から当てた写真です。
強い光を当てると、やはりこの鉱物が緑色をしていることが分かります。
それでは、結果を発表します。
正解はこちら
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マイカインクォーツが正解でした。
すぐるちゃんの勝ちですね。
ということで、ここからはサルオが言い訳をする時間です。
まずは、ルーペを使っていない、ライトを使っていないことをご理解下さい。
(すぐるちゃんも同じ条件でしたが)
やっぱり大ヒントになったのが下の2枚の写真でしたね。
マイカの特徴がとってもよく出ています。
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この左側の写真は、マイカらしい千枚はがしのように薄い層が重なっていることが分かります。
そして右側の写真は光を当てた時に以前入荷したマイカインクォーツにそっくりな見た目になります。
言われてみれば納得できますが、初見の肉眼だけではそこまで瞬時に判断することが出来ませんでしたが、この2つの特徴からマイカinクォーツであることが分かりましたね。
しかし、1点だけ今までに入荷したことがあるマイカinクォーツとは特徴的に異なるところがございます。
ここが、スファレライトと思ってしまった部分でもあるのですが、
内包物であるマイカを覆い包むような膜のが存在しています。
この膜の部分がどうなっているのか不思議なんですよね。
★【限定1石】マイカinクォーツ 13ミリ ビーズ ブラジル産 鑑別書付 37,000円+税★
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マイカの周りに白いクラックのような形の被膜があります。
前回のマイカインクォーツにはなかったもので、また、過去のインクォーツ系のビーズを見てもこのようなタイプの膜が付いているものをほとんど見かけたことがございません。
その特徴こそがこのビーズの一番の特徴ではないかと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。