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新しいタイプのカルセドニー!アクアプレーズのブレスレット

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こんばんは。
サルオです。

昨日のインスタライブで購入方法の流れなどコメントに入れていく予定でしたが、なぜかうまくいかず、結局僕の中でわちゃわちゃして終わってしまいました。
購入方法の質問を頂いたにも関わらず、すぐに回答出来ず申し訳ございませんでした。
次回に備えてしっかりと準備をしていきたいと思います。

それでは本日は非常に珍しい新種のカルセドニーであるアクアプレーズのブレスレットを紹介させて頂きます。


★【限定1本】アクアプレーズ 10ミリ ブレスレット 内径:約19cm 90,000円+(税)★
オンラインショップにて販売中!!

このアクアプレーズは以前は全く見かけませんでしたが、最近になって急に見かけるようになりましたね。
僕もこのブレスレットが入荷するまで「アクアプレーズ」というものの存在を知りませんでした。

それもそのはず、アクアプレーズという新種のカルセドニーは2014年に発見され、2015年にGIA(米国宝石学会)によって宝石認定された新しい石なのです。

一番の特徴は、名前の由来にもなっている「アクア(水を意味するラテン語」からも分かるように、鮮やかな水色にあります。


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見た目はシーブルーカルセドニーに似ているかも知れません。
確かにアクアプレーズ もカルセドニーです。

しかし、「人工的に着色しているか、していないか」という決定的な違いがございます。

つまり、
シーブルーカルセドニーは人工的に着色処理が施されたものですが、アクアプレーズは天然色です。

では、何が原因でこのような鮮やかな水色になっているのでしょうか。
すぐに答えは書きません。僕が予想したもの含めて書かせて頂きます。

アクアプレーズ の色要因で疑ったのはジェムシリカです。
ジェムシリカはクリソコーラに石英成分が浸透して出来たもので、鮮やかな水色はクリソコーラの色によるものです。
そのため、カルセドニー質で中にクリソコーラが入っていると予想しました。

下の写真は過去に紹介させて頂いたジェムシリカのビーズ(左)と原石(右)です。


ジェムシリカのビーズ(左)と原石(右)の写真

そっくりですよね。
さて、答え合わせのために調べてみると、、、どのサイトも着色要因は”クロム”と出てくるではないですか!

クリソコーラの成分にクロムは含まれていません。
クリソコーラの青色はおそらく銅によるものですし、アクアプレーズとはそもそも発色原因が異なるようです。

海外サイトのデータベースを中心に調べてみると、海外でもアクアプレーズという表現はされていますが、クロムカルセドニーという名前の方がよく出てきました。
中心的な産出地となっているのはジンバブエ(アフリカ大陸の下の方)。
そのため、ジンバプレーズとも呼ばれているそうです。

この産地ではクロムを精製するうえで重要なクロム鉄鉱を多く産出していることからも、土壌にクロムが多く含まれていることが分かります。


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このアクアプレーズに含まれる一般的な不純物として、ニッケルや鉄が混ざっているようです。

そのことから、ビーズの所々に入っている茶色い鉱物はおそらくライモナイト(褐鉄鉱)ではないかと思われます。
黒い粒々も鉄酸化物系の鉱物ではないでしょうか。

また、ニッケルはアクアプレーズの色に影響しているものと思われます。

おそらくアクアプレーズの名前の由来にもなっているであろう「クリソプレーズ」はニッケルを不純物として含むことで緑色に発色したカルセドニーです。
つまり、アクアプレーズに含まれるクロムの影響で水色になりますが、不純物として含むニッケルの量が増えるほど緑色になっていくのではないかと推測されます。

新種の宝石だけにどれくらいの埋蔵量があり、次はいつ入荷してくるか、今度価格は落ち着いてくるのか、それとも希少性がついて値上がり傾向になるのか予想がつきませんが、珍しいものであることは間違いないですよ。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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