BLOG

シュワシュワしません 炭酸鉱物ロードクロサイトのビーズ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こんばんは。
サルです。

いや~。暑い日が続きますね。
個人的にはこの時期の日中、車に入った瞬間の”もわっ”とする強烈な暑さは好きですが、気持ちがいいのは最初の1分くらいだけですね。

そして、暑い日に飲みたいものといえば炭酸ジュース!
僕は下戸なのでビールよりもコーラが好きです。
コーラで酔うことは出来ませんが、ビール好きの人が言う「のどごし」というものはコーラでも十分感じることが出来ますよ。
これは、炭酸なら何でもOKではないでしょうか。
(酒飲みの人からしたら「それは違う!」と言われるかもかもしれませんが、個人的な見解ですのご理解いただけますと喜びます)

そして、鉱物で炭酸といえば、カルサイトやシデライト、マグネサイトなどありますが、本日は炭酸鉱物で最も人気があるといっても過言ではないロードクロサイトのビーズを紹介させて頂きます。


★【限定2石】ロードクロサイト HC 6ミリ ビーズ① 1,300円+(税)★
オンラインショップにて販売中!!

炭酸鉱物といっても「しゅわしゅわ」しているわけではございません。
もちろん、水に濡らしても口の中でパチパチするお菓子のようにはなりません。
(あのパチパチお菓子は飴の中に炭酸ガス(二酸化炭素)を入れているらしいです。飴が溶けることで炭酸ガスが一気に出てきて「パチッ」とするらしいです)

しかし、炭酸鉱物の「炭酸」は炭酸ジュースの「炭酸」と同じものです。
成分でいうとCO3です。

この成分が水に溶け込んでいると炭酸ジュースになり、金属元素と結合して固体となったものが鉱物となります。

化学の授業みたいになってしまいますが、酸にも強い酸と弱い酸があります。
炭酸という酸は「弱い酸」です。代表的な弱い酸といえば、他にも酢酸があり、これは「お酢」の成分となってます。

逆に強い酸は塩酸や硫酸があります。

そして、弱い酸は強い酸がくると負けてしまい、切り離されてしまいます。

実は、これが炭酸鉱物を水で浄化出来ないという大きな理由となっています。
水(特に水道水)に含まれる塩素が炭酸鉱物を溶かしてしまい、せっかく研磨によって艶を出している石の表面を台無しにしてしまいます。

水道水以外では汗にも酸が入っているといわれていますので、汗がついた場合にも乾いた優しい布で拭いて上げるのが良いかと思います。
なんにしても、炭酸鉱物は水厳禁ということですね。


★【限定2石】ロードクロサイト HC 6ミリ ビーズ① 1,300円+(税)★
オンラインショップにて販売中!!

ロードクロサイトは硬度が低いという欠点もあります。

もし、ロードクロサイトが炭酸鉱物でなければ、、、と強く思うことがあります。
ロードクロサイトのように透明感があり、ピンクから赤い鉱物は少ないため、アクセサリーとして加工する場合とっても重宝するんですよね。

たらればを言っても仕方がないのですが、この見た目で、もっと安定した鉱物だったら、さらに価値が高まったのに、、、と思いますが、他の炭酸鉱物であるカルサイトに比べると反応性は少ないのでしっかりメンテナンスをしながら大事に使って頂ければと思います。


★【限定2石】ロードクロサイト HC 6ミリ ビーズ② 1,300円+(税)★
オンラインショップにて販売中!!

上の②番のビーズの右側の写真の上部に白い線が見えます。
この白い線の正体はカルサイトです。

炭酸がマンガンという金属元素とくっつくとロードクロサイトとなり、カルシウムという金属元素とくっつくとカルサイトになります。
両者は鉱物が出来る過程で交互に入り縞模様を作ることが良くありますが、それは成分的に似ているからなんですね。

ロードクロサイトの語源は「バラ色の石」、別名「インカローズ(インカのバラ)」とも呼ばれるようにバラの花をイメージさせてくれる鉱物です。

ロードクロサイトの華やかな印象は古くから人々の心を魅了してきたのでしょうね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加