こんばんは。
サルオです。
本日は深い青色をしたディープアクアマリンのビーズを紹介させて頂きます。
その濃い青色はまさに深海をイメージさせてくれます。
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そして、タイトルにも書きましたが、ビーズの中心に黒い2もや”が入っているように見えますよね。
これは何だと思われますか?
ディープタイプのアクアマリン、例えば定番ビーズや原石で扱っているようなブラジル産やパキスタン産のアクアマリンには見られないようなものですよね。
そして、このタイプのアクアマリンは南アフリカ産のブラックスターアクアマリンにタイプとして似ているように感じます。
過去に紹介したブラックスターアクアマリンの写真がごちら。
ブラックスターアクアマリン見本
このブラックスターアクアマリンのアクアマリンが黒くなっている原因と同じだと考えるのが普通かもしれません。
そして、ブラックスターアクアマリンに入っている黒いものの正体は、ピロータイトなどの鉄を主成分とする鉱物だといわれています。
ということは、今日メインで紹介させて頂いているディープアクアマリンHCビーズに入っているものも同じものである可能性は非常に高いと思われます。
ちなみに、ピロータイトの和名は磁硫鉄鉱で、いかにも磁性がありそうですが、磁力は石の個体によっても様々で、このタイプのアクアマリンに磁石を近づけてもくっつかなかったので、ほとんど磁力がないといっても過言ではございません。
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この黒い鉱物がアクアマリンの中に入っているために、アクアマリンの水色がこんなに濃くなっているのでしょうか。
おそらく、考え方としては逆ではないかと思います。
つまり、アクアマリンの水色の発色原因は鉄分です。
そのアクアマリンの色の要因になっている鉄分が過剰に存在することで、濃い色のアクアマリンを作り出し、そして、入りすぎているために、過剰な鉄分が黒い鉱物の結晶として出てくるため、このビーズのような色味になっていると考えられます。
そう考えると、ディープスターアクアマリンとディープアクアマリンは紙一重の存在かもしれませんね。
そのためか、ディープアクアマリン HC 8ミリの⑥番のビーズはしっかりとしたムーンストーンのシラーのような美しい輝きを持っていますよ。
(残念ながら写真ではうまく表現することが出来ず、想像することは難しいかもしれませんが、、、)
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余談ですが、ブラックスターアクアマリンも2種類のタイプがございます。
このブラックスターアクアマリン見本のように内包している黒い鉱物自体がムーンストーンのシラーのように光を反射させて輝いているように見えるタイプのものと、アクアマリンの細かいクラックによってアクアマリンにシラーのような輝きが見せるタイプのものがあります。
どちらのタイプのスターアクアマリンが好きかはそれぞれ好みになってくると思いますが、見た目からはあまり違いは判らないかもしれませんね。
最後までご覧頂きありがとうございました。