こんばんは。
サルオです。
本日はティファニーストーンのビーズを紹介させて頂きます。
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ティファニーストーンはアメリカのユタ州とメキシコの一部でしか産出されない、とっても珍しい天然石です。
何が珍しいかというとフローライトの一部がオパール化しているという点です。
フローライトの成分はCaF2(フッ化カルシウム)、オパールの成分はSiO2+H2O(二酸化ケイ素と水)ですので、どのようにして変化しているのか不思議ですが、アンモナイトがパイライト化したりするのと同じかもしれませんね。
その鉱物の変化についてはまた別の機会で書きたいと思います。
そして、今回僕が書きたかったのはティファニーストーンの原石について。
ティファニーストーンの原石はインターネットで調べると出てくるのですが、実は今年のツーソンミネラルショーでとっても変わった形状のティファニーストーンの原石を発見しました。
その原石の写真がこちら
ティファニーストーン原石の画像1(表面は一部研磨されてます)
ティファニーストーンの原石は外身が白く、割ると中から紫色のフローライトが出てくるような形状で産出されたものは僕も見たことがありました。
しかし、この写真のように中に空洞が出来ているものは初めて見ました。
まるで、ジオードアメジストのような形状をしていますよね。
中をしっかりと見てみると。
ティファニーストーン原石の画像1(表面は一部研磨されてます)
白灰色の水晶やカルセドニーのような細かい結晶の集合体のようなものが見えます。
そして、原石の外側はピンクや紫や白色がランダムに入り込んでいるような、いかにもティファニーストーンらしい模様をしています。
このようなジオード状のティファニーストーンは今回のツーソンミネラルショーの中でもこの1点だけでしたので、とっても珍しいものであることは間違いないでしょう。
(仕入れてはおりません。。。)
そして、今回紹介しているビーズはこういった原石のものを使用しているわけではなく、下の写真のような塊状のものを使用したと思われます。
この原石たちを見て思うことは、ティファニーストーンの原石といっても、色々な顔(模様)を持つということです。
白と紫色のもの、白と黒、紫、茶色とバラティー豊かなもの。
紫色が入っていないものなど様々。
ティファニーストーンと言えばやはり紫色のフローライト部分を連想する人が多くおられると思いますが、紫色がなくても模様に芸術性があるような綺麗なものですと、それはとっても魅力的なものだと思います。
ちなみに、白色部分がオパール化したフローライト部分だと考えられます。
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ところで、ティファニーストーンのティファニーという名前ですが、一説にはユタ州のティファニーハリスにちなんで名付けられたと考えられているそうです。
誰?と思うかもしれません。
僕も思います。それは誰なのか。。。調べてもよくは分かりませんでした。
また、名前の由来はこの石が作り出す美しい模様がルイス・コンフォート・ティファニーさんの作るステンドグラスに似ているから、ティファニーストーンという愛称で呼ばれるようになったといわれる説もあります。
なんにしてもティファニーストーンは名前が華やかなだけでなく、見た目のインパクトも兼ね備えた個性的な天然石ですよ。
最後までご覧いただきありがとうございました。