こんばんはっ!!すぐるちゃんですっ!!
今週の土日は季節外れの台風が迫ってくるそうですね。。。
台風が勢いをつける栄養はなんといっても「あたたかな海水」。
海でぐんぐん力をつけて日本に満を持して接近してくるわけですが、
秋にくる台風ってそこまで印象に残るイメージがないんですね。
海水温も当然低いし大したことはないだろう、、、。
そう思っていたらニュースで中心気圧が970hPaになっていたので驚きました。
この中心気圧が低ければ低いほど爪痕を残す台風になりがちですが、
意外にも強力になっていたのです。
土日をちゃっかり水の泡にしてくる台風。
そのやる気を別の方面に向けていただきたいところです。
さて本日は勾玉、、、のご案内ではなく少し息抜きに違うものを紹介しにまいりました。
それは最近まで姿も見なくなってしまった石。
かつては高嶺の花だったあの石がなんと丸ビーズで入荷してきたのです。
実はこのネットショップでもひっそりと少し前から展開をしていましたが、
今一度紹介させてもらいたく1記事設けさせていただきました。
それがコチラ!!
★ストロベリークォーツHC 7ミリ①(カザフスタン産) 18,000円+税★
そう、ストロベリークォーツ!!
まさかまさか丸玉が提案できるだなんて!!
もう何年も前に閉山したという情報が流れていましたから、
まさか出会えるとは思っていませんでした。
絶滅危惧種の鉱物によくある事なのですが、市場から丸ビーズが姿を消すと
タンブルや不定形の珠にまでプレミアな価格がつき始めます。
丸玉は厚みも必要で、歩留まりが様々な形の中でも悪いです、その為原石の確保が難しくなると最初に
淘汰されてしまうんですね、、、
それでも展開がしたい。そんな思いからタンブル型のビーズを仕入れた事もありました。
それがこちら。
★ストロベリークォーツ HC ナゲット型 ビーズ(カザフスタン産) 11,000円+税★
もちろんこちらも特徴的な毛羽だった様子が良く出ているビーズですが、
今回その奇跡的な存在である丸玉を手に入れる事ができたのは
実は少し前にちょこっとだけ流通をするようになったからなんです。
こうしたほぼ絶産の鉱物は地元の人達のみで、一時的に採掘を解禁する事があります。
スリーピングビューティーのターコイズがまさしくそうなる事が多く、
絶産した絶産したといって、ちょこちょこ出てきたりします。
恐らくはそうした一時的な採掘がされて、多少ですが丸玉にも加工されたというのが
すぐるの推定です。もちろんいつまでも加工をされる訳ではなく、恐らくはこの機を
逃すとまた数年手に入れられなくなるのでしょう。。。だからこそ是非この機に検討をしてみてほしい!
このブログでは1珠だけをご案内しておりますが、
オンラインショップではこの7ミリを5珠ご案内しております。
夢の複数使いも夢じゃない!ぜひ選んでみてくださいませ。
★ストロベリークォーツHC 7ミリ①(カザフスタン産) 18,000円+税★
毛羽だった先端に、繊細な針が尾を引くように伸びています。
このカザフスタンにしかない針の特徴ってなんで起こるのだろか、、、といつも考えてしまいます。
中に入っている針鉄鉱(ゲーサイト)ないし鱗鉄鉱(レピドクロサイト)は同じはずなのにどうしてこう見た目に差異が生まれてしまうのか、、、
ただ思い返してみるとこれと同じように産地によって見た目が変わる石は実はたくさんあります。
例えば2日前にドラみさんが紹介したこちらの石。
テクタイト 原石ビーズ
これこそ産地によって色が変わる鉱物ですね☆
チェコのは深緑になってモルダバイト、エジプトのは淡いハチミツのような色合いになってリビアンガラス。その他褐色を示しジョージアイトやべディアサイトと呼ばれる個体もあります。
これらは隕石が地表のガラス質を溶解させた際に、その土地の地表に含まれるわずかに異なる成分が起因して色の違いを生み出しています。
つまりこれは環境の違いは思っている以上に成長した後の姿に影響を与えてしまうという事なのですね。
まるで人間のよう、、、
ストロベリークォーツの毛羽だった印象は水晶が成長する際に供給される鉱水にわずかながらに産地による差異があるから、、、とみるのが妥当でしょうか。
他の産地では魅せてくれない表情だからこそ是非あるうちに検討をしてみてほしいです。
遠くカザフスタンから届いた限りある鉱物。
標本のように大切に愛でていただけると良いかと思います。
では本日ここまで~!
非番の日にお邪魔しました☆