そう、華やかさやカリスマ性を育てると言われる石。
ルビー！！ ついにこの石も勾玉化できるとは、、、スギライトあたりから今まで以上に夢が叶ってきています☆深～い色合いでしょう！
鉛ガラスの充填処理が色濃くされたルビーではなくて
この密で純度の高い原石から作るルビー勾玉をずっとずっと目指してきました。

「色濃くされた」という言葉を使用したのは、実はこうしたタイプのルビーでもガラス含浸処理は軽微ながらされています。がっかりされてしまったら申し訳ないですが、今日本に入ってきているルビーやサファイアで含浸をされていない個体ははっきりと申し上げてありません(宝石ルースは天然の場合も多くあります)。
それはどれだけ密な原石を使っていてもです。

含浸というと聞こえが悪くなるかもしれないのですが、含浸にも2パターンがあります。
色を入れた含浸材を使う場合と、無色透明材による含浸を行う場合。

弊社ではめのうやトパーズ等色を変化させる事が普遍的に行われる石を除いて、無色透明材の含浸のみを入荷するようにしています。
見た目をいじるのはやっぱり天然石に長年携わってきた私たちにとってどうしても受け入れる事ができません。

それでも無色透明材は許容をしているのは、
加工をする海外が貴重な原石をロスする事なく1つでも多く加工をしたいという考えをもっているから。
本来は標本ともなりうる貴重な石を加工する訳ですから、限りある資源を無駄なく使用してほしいのは
私たちバイヤーも同じなのです。数十年後ルビーが無くなったなんて聞きたくはないですから。

無色含浸はより天然に近い色合いで、かつロスを少なくする事ができます。
だからこそ敢えて「色濃くされていない」という言葉を使ったのです。
上記を受け入れていただける方に勾玉をご案内させていただければ幸いです。

ルビーの発色はクロムによるもの。
エメラルドの緑もクロムが原因なので、クロムはどれだけマルチに発色させるんだ？と思うわけですが、
そのクロムに不純物が増えてくると左のようなブラッディな色合いになります。でもこの深い色合いってとても魅力的だと思うわけです。
ルビーは比重の重たい石なので、この色でこの重さだとすごく重厚感があります。
男性が身に着けるルビーとしても良きかもです、少し価格を下げてご案内をしますが、
ぜひこちらも検討してみてくださいね。