こんばんはっ!すぐるちゃんですっ!
続々出てくる新しい勾玉たち。。。
最近お店を覗いてみるとHCビーズのように様々な種類の勾玉が
立ち並んでいます。それを見るとつい「作成を続けてきてよかったな、、、」と
心の声が漏れそうになるわけです。
より多くの種類から好きな勾玉を選んでいただく。
これこそ私達バイヤーが目指してきたところです。
勾玉の場合は出雲型という独自の形で作成をしなくてはならないので
本当の事をいうと「バイヤー(買付)」というよりは「開発」なのですが(笑)
出雲の国の勾玉屋としてよろづ屋になってでもそのラインナップを
増やしていきたかったのです。
好きな石の勾玉を見つけてお手にとってもらえるととっても嬉しく思います。
本日は今までの中でもモルダバイトに続いてリッチな勾玉をお披露目します。
それがコチラ!!
★プレシャスオパール 出雲型勾玉(エチオピア産) 各種★
ぬぬ、、、まさかこの勾玉が完成してしまうとは、、、!!
私達もできるとは思っておりませんでしたので、不思議で仕方がないのですが、
10~30ミリまでプレシャスオパールの勾玉を作製する事に成功してしまったのですね。。。!
オパールは水晶やめのうと同じように硬度7の鉱物で成分も同じなのですが、その両者とは少し成り立ちや構造が違っていて、小さな球状の結晶がくっついてくっついてゼリーのような見た目をしています。
その1つ1つの球の周りにはまとわりつくように水がくっついており、
オパールは珪酸分に水を湛えた鉱物という事ができます。
多孔質な構造に水を湛えていると乾燥して水が抜けていく。
その時にクラックが入るという事が起こります。
それがオパールにみられる特有の現象「乾裂(かんれつ)」です。
今回の勾玉も光を当てない状態だとクラッククォーツを彷彿とさせるような
ヒビが確認できます。
この乾烈は産地によっても起こりやすい起こりにくいの差があり、
オーストラリア産は比較的安定、メキシコやエチオピアのオパールは
起こりやすい分類に入るのだとか。
それでも、その乾烈が起こってもエチオピアの原石で作成をしたいと考えたのは
エチオピアのオパールが持つイリデッセンス(遊色効果)が最も美しく透き通っているからなのです。
★プレシャスオパール 出雲型勾玉(エチオピア産) 各種★
スマホの光のような細い光源を当てると写真のようなスペクトルを確認する事ができます。
この美しさ、、、30ミリで見れてしまうんです☆
今回の勾玉は表面には一部含浸処理を施しています。
そのため乾裂はここから格段に増えるという事はありません。
もちろん水に浸ける行為をしてみても良いのですが、
ヒビはある程度入る事で安定をしますので、アクセサリーとして
使用を頂くのに問題はありませんのでご安心ください。
ただ硬度7だと思って水晶と同じように扱うとキケンです。
身に着ける場合は強い衝撃などにはご注意くださいませ。
これほど繊細な鉱物ですから勾玉化にも非常に苦戦を強いられました。
でもやっぱり他がやっていない勾玉を作りたかったのです。
出雲の国の勾玉屋として、、、!
もちろん原石が車を買えてしまうような価格なので、
勾玉もとびきり値があがってしまいますが、
今後二度と挑戦ができない可能性が高いです。
ぜひご検討をいただけますと幸いです。
という事でネット紹介分の勾玉をご案内していきたいと思います。
店舗では明日朝からの展開開始!緊急事態宣言は解除されましたが、無理なく空いた時間を狙ってお越しくださいませ。各店の混みあいやすい時間帯にも差がありますので、事前に電話などで混雑状況を確認いただくのも良いかもしれません。
▼現在の営業再開状況は下記のリンクから御確認くださいませ▼
現在の営業再開店舗について
という事で30ミリから。
★プレシャスオパール TOP 出雲型勾玉30ミリ(エチオピア産)①198,000円+税★
オパールがイリデッセンス(遊色効果)を発現するか否かは、ミクロンサイズの結晶が「同じ大きさで」「並ぶように整列した場合に」、
その隙間を光が通りぬける時虹のスペクトルに分かれて光るといわれています。
その「同じ大きさで」がわずかでも違うサイズだったり、
「並ぶように整列」しなかったりするとコモンオパールと同様にまったくもって光らなくなります。
スペクトルを確認できる個体はそれほどに貴重な存在です。
どうしてもオパールは光源を揺らめかせたりする事で遊色効果を確認できますので
一瞬のきらめきを撮る静止画ではすべてのスペクトルを収める事ができません。
現物を確認するともっともっと様々なところでイリデッセンスが発生しているので
ぜひご検討いただけますと幸いです。
★プレシャスオパール TOP 出雲型勾玉30ミリ(エチオピア産)②198,000円+税★
通常はやはり乾裂の影響を受けて、クラッククォーツのような見た目をしています。
ただ確認いただくと安定してハニカム構造のようになっているのが分かりますか!?
ちょうど円状や六角形のクラックを描いて、そこでひび割れが止まっています。
鑑別機関の先生に確認をしたところ、乾裂はある程度進む事で安定をするのだとか。
これ以上急激に変化をする事はありませんので安心していただけますと幸いです。
続いて20ミリ!
★プレシャスオパール TOP 出雲型勾玉20ミリ(エチオピア産) 68,000円+税★
小さいサイズになってもスペクトルが確認できる個体はちゃっかり光り輝いてくれます。
赤系や青系、緑の光など見る場所や光を当てた方向などで色が変わってきます。
最近出した勾玉たちはどれも見ていて飽きない勾玉ばかりですが、
中でもとりわけ見ていて飽きない。
そして光り輝くスペクトルは光源にあたる事で顕在化しますので、自分だけの秘密にできてしまうんですね。
石に詳しい人でも遠目で見るだけでは何の石か分からないかも?
私だけがこの石の正体を知っているというロマン、ぜひ味わってほしいです☆
続いて16ミリ!
★プレシャスオパール TOP 出雲型勾玉16ミリ(エチオピア産) 38,000円+税★
この個体も乾裂はハニカム構造を描くように入っています。
透け感がある中に確認できる虹。
表面に確認できるのではなくて内部にあるってのがオパールの良いところですね☆
続いて10ミリ!
★プレシャスオパール TOP 出雲型勾玉10ミリ(エチオピア産)① 15,000円+税★
ビーズでも6ミリ程度が限界のプレシャスオパールなので、
いかに貴重な存在であるかが伝わると嬉しく思います。10ミリ②以降はこちらから~!!
また今回地色がブラックのタイプも16ミリ・10ミリで展開があります。
これらは、金属成分などの不純物を含む事で地色が黒っぽくなっている訳ですが、
他方上記の透明なタイプに比べてクラックが少なく安定をしていますので、もし気になる方はこちらをオススメいたします。
まずは16ミリ!
★ブラックプレシャスオパール TOP 出雲型勾玉16ミリ(エチオピア産) 38,000円+税★
地色がある方が視認しやすいからなのでしょうか。
理由が気になります。
★ブラックプレシャスオパール TOP 出雲型勾玉10ミリ(エチオピア産) 15,000円+税★
赤や緑の発色が特徴的ですね!いかがでしたでしょうか。
なかなか出回らないプレシャスオパールの勾玉!
千載一遇のチャンスにぜひご検討くださいませ!!では本日ここまで~!!