こんばんは。
サルオです。
本日はピンクマンガンカルサイトのブレスレットを紹介させて頂きます。
カルサイトは本日紹介するピンクカラーだけでなく、オレンジやブルー、レッドやグリーンなどカラフルな色合いを持っています。
そして、カルサイトの色がつく原因は微量に含まれる金属元素によるものです。
例えばオレンジカルサイトは鉄によるもの。
ブルーカルサイトはストロンチウムによるもの。
グリーンカルサイトはニッケルによるものなど。。。
そして本日紹介するピンクマンガンカルサイトはマンガンによろよりピンク色に発色しております。
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なぜピンクカラーはわざわざ「マンガン」という色の元素が入っているのは謎です。
グリーンニッケルカルサイト、オレンジ鉄カルサイト、ブルーストロンチウムカルサイトとは言いませんよね。
でもピンクマガンカルサイトだけは一般的にそのような名前で呼ばれていることが多く、個人的にもピンクカルサイトというよりはピンクマンガンカルサイト、もしくはカルサイトの方を省略して「ピンクマンガン」という名称で呼ぶ方がしっくりきます。
もちろんこれは個人差もあるとは思いますが。
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この「なぜピンクだけマンガンをつけるのか」につきましてサルオ的仮説なのですが、ピンクカラーになるカルサイトの発色原因となる金属元素はマンガンだけではないからだと思います。
ピンクカラーを示す金属元素を考えます。
考えます・・・・。
閃きました!
コバルトカルサイトです。
コバルトカルサイトはモロッコで産出されるカルサイトでビーズやアクセサリーなどの素材としてあまり使われないのですが、原石標本としてよく見かけます。
過去に紹介したコバルトカルサイトの写真がこちら
モロッコ産コバルトカルサイト原石
お気づきになられた方もおられるでしょう。
コバルトカルサイトの「コバルト」も金属元素の名前です。
つまり、同じピンクカルサイトでも発色原因が違うので、わざわざ金属の名前を入れて区別しているのでしょう。
そして、タイトルにも書きましたが、蛍光性について。
カルサイトはフローライトと同様に蛍光する鉱物として知られていますが、すべてのカルサイトが蛍光するわけではなく、蛍光するカルサイトはごく一部なのです。
それではブラックライトをあてた写真をみてみましょう。
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一部蛍光していないビーズもありますが、ほとんどのビーズがピンク色に蛍光しましたよ。
暗いところでも蛍光する蛍のような印象を持つ鉱物はそれだけで魅力的ですね。
このピンクマンガンカルサイトのブレスレットは10ミリサイズもございます。
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10ミリサイズもしっかりと蛍光しますので見た目のインパクトはしっかりとありますよ。
最後までご覧頂きありがとうございました。