こんばんは。
サルオです。
本日はある珍しいアンフィボールインクォーツのブレスレットを紹介させて頂きます。
といっても水晶の中にアンフィボールが入っていることは、そんなに珍しいことではございません。
では、「何が珍しいのか」そのことについて説明をさせて頂ければと思います。
ますは、写真をご覧ください。
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水晶の中に入っている鉱物がアンフィボール。
それはこの商品の名前からも想像出来るかと思います。
アンフィボールとは角閃石グループの総称です。
角閃石グループは非常に多くの鉱物が分類されている大家族なのです。
ウィキペディアの情報なので確証はないのですが、187の鉱物が分類されているとか、、、
それだけ他種に渡っている鉱物グループはちょっとした成分の違いによって鉱物の名前が変わってくるため鉱物を特定することは難しいのです。
それは水晶の中に内包されているとなおさらなこと。
そのため主要な鉱物以外はグループ名である『アンフィボール』でまとめられます。
ただ、アンフィボールの中でも主要な鉱物が記されているものがあります。
それがアクチノライチやトレモライトです。
アクチノライトインクォーツは別名としてグリーンルチルと呼ばれます。
トレモライトライトインクォーツはホワイトルチルやラビットヘアルチル等の別名をもっています
そうです。
アンフィボールグループの鉱物が水晶に内包するとルチルのような針状（繊維状）に内包するため、◯◯ルチルと通称名で呼ばれているものが多いのです。
本当はアンフィボールなのにルチルの方が分かりやすいからとそのように呼ばれるのは少しかわいそうな気もしますが、、、
では、このブレスレットに内包しているアンフィボールインクォーツも針状に内包しているでしょうか？
拡大してみてみましょう。
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針や繊維状に内包している訳ではなさそうですね。
どちらかというと不定形なのっぺりとして水晶の中に入っているような印象です。
その辺りがあえてアンフィボールインクォーツという名前が使われている所以なのかもしれません。
アンフィボールインクォーツは別の名前で呼ばれがちですが、これは内包しているアンフィボールがしっかりとその名前を残している「ある意味珍しい」ブレスレットなのです。
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アンフィボールの色はアクチノライトのような鮮やかな緑色をしているところも特徴的ですね。
携帯電話のようなLEDのライトを当ててルーペで見るとモルダバイトを想わせる色味をしていてかっこいいですよ。
最後までご覧頂きありがとうございました。