BLOG

鮮やかな藍色が特徴的なシャッタカイトのビーズ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こんばんは。
サルオです。

今日はクリスマス。
昨日は久しぶりケーキを食べました。
子供たちがもっと食べたいとせがむので今週末は息子の誕生日に合わせて手作りのケーキに挑戦したいと思います。

ということで、
本日はシャッタカイトのビーズを紹介させて頂きます。


★【限定4石】シャッタカイトHC 10ミリ ビーズ① 1,200円+税★
オンラインショップにて販売中!!

シャッタカイトという鉱物はあまり聞きなれない鉱物なのかも知れません。
それは純粋にシャッタカイトだけ存在するようなビーズはほとんどなく、たいていの場合他の鉱物を伴っているからなのかも知れません。

一緒に産出される鉱物の代表としてはクリソコーラやキュープライトがありますが、シャッタカイトも含めて全て主成分に銅を含む鉱物です。
そのため、以前はクリソコーラを伴っているシャッタカイトは「ブルークリソコーラ」というような表現をされることがよくありました。
それはシャッタカイトに比べるとクリソコーラの方が知名度が高いし、クリソコーラも入っているからではないかと思います。

しかし、シャッタカイト自体の知名度も十分上がってきたように思いますし、クリソコラーよりも希少性があるために、シャッタカイトは十分主役になることが出来る石です。
ただし、シャッタカイトというからにはやはり、クリソコーラよりもシャッタカイト部分の方が多くなければいけません。

実はこれが意外と難しいのです。
今回は、シャッタカイト部分がしっかりと入っている品質の高いものでしたので「シャッタカイト」という名前を使わせて頂いております。

それではどの部分がシャッタカイトなのか見ていくことにしましょう。


★【限定4石】シャッタカイトHC 10ミリ ビーズ② 1,200円+税★
オンラインショップにて販売中!!

この宇宙から見た地球のような模様の中で海に当たる部分がシャッタカイトです。
つまり、藍色部分がシャッタカイトになります。

また、クリソコーラは青緑色。
茶色い部分はキュープライトです。

主にこの3つの鉱物が混在することで芸術的な模様になっております。

ちなみに難しいのはクリソコーラなのかシャッタカイトなのか見分けることです。
それはこの両者の成分や特徴が非常に近いことによるため。

ちょっと難しい話になりますが両者の成分を比較すると

シャッタカイト:Cu5[(OH)Si2O62
クリソコーラ:Cu2H2Si2O5OH)4・nH2O

大きな違いはクリソコーラは水を含んでいるというくらいでしょうか。

ここからもこの両者が近い鉱物だと分かります。


★【限定4石】シャッタカイトHC 10ミリ ビーズ④ 1,200円+税★
オンラインショップにて販売中!!

そして、一部メタリックな色合いを持っているところがあります。
ここはキュープライトという鉱物で、和名を赤銅鉱といます。

どこかで聞いたことがある和名ですよね。

そうです。
ヘマタイトの和名にそっくりです。
ヘマタイトの和名は赤鉄鉱ですので、鉄が銅に変わっただけの鉱物ですが、鉄よりも銅の方が価値が高いので、なんだか高価な気がしてしまいますね。

ちなみに、赤銅鉱はごくまれに綺麗な赤色の透明感を持った結晶になることがあります。
僕も本の中でしか見たことがないのですが、例えば堀先生の楽しい鉱物図鑑に載っている標本は絶品です。

このシャッタカイトに内包しているキュープライトはそのようなものではございませんが、ややメタリックな雰囲気を持っているのでこのビーズには欠かせない存在になっているのではないでしょうか。

最後までご覧頂きありがとうございました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加