こんばんは。
サルオです。
突然ですが、ブログのタイトルにつきまして、すぐるちゃんがブログを卒業してしまったため、この「すぐる石放題」という名前から変更しなければいけないと思っております。
名前を変えるとグーグルなどで検索するときに出てこなくなるのではないかと不安があり、「このままでもいいか！？」なんて思っていたところもありますが、やっぱり変ですよね。
どんな名前にするか非常に悩みました。
悩んだ末に「石の音、ときどき日常」に変更したいと思います。
このタイトルご存じの方もいらっしゃるかも知れません。
アナヒータスタイルのオンラインショップリニューアル時に「読み物」のところにあったものです。
2年くらい前にすぐるちゃんがブログを書く頻度が大幅に減った時に、このタイトルに変更しようと思って作っていたものなのですが、上記の理由で名前を変えることに抵抗があり変更出来ませんでした。
そして約2年間寝かし続けてきたこの名前にようやく陽の目を当てることができました。
そのため明日からは「石の音、ときどき日常」に変更となりますので、どうぞ末永くご覧頂けますと喜びます。
今のところは、サルオ時々マガ田でお送りさせて頂きます。
それでは今日はレモンクォーツの丸玉30ミリを紹介させて頂きます。
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このレモンクォーツの丸玉は卒業前のすぐるちゃんに「何かブログのネタになるような商品ない？」と聞いた時「これをお願いします！」といって渡されたものです。
どうやらこのレモンクォーツの30ミリの丸玉は定番として発注していたスモーキークォーツの丸玉の中に紛れ込んでいたようです。
スモーキークォーツを発注したら「レモンクォーツが届いてラッキーでした！」とのこと。
ということで、なぜスモーキークォーツを発注してレモンクォーツが納品されたのかといことを考えてみたいと思います。
ちなみに、このようなことがおきるのは数100個に1個あるかないかというものでしょう。
ほとんどの丸玉はしっかりと「スモーキークォーツ」という仕上がりで入荷してきますよ。
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そもそもスモーキークォーツもレモンクォーツも世の中に出回っている多くのものは何かしら加工が施されています。
スモーキークォーツの場合、水晶にガンマ線を照射してスモーキークォーツにしております。
それは、水晶に含まれる微量なアルミニウムの影響とガンマ線の影響にり水晶が黒くなっていくのです。
もちろん天然のスモーキークォーツも多く存在しています。
それは、放射線を出す鉱物の近くに水晶が存在していた場合、その水晶はスモーキークォーツや時に黒水晶のように黒くなることがあります。
しかし、この両者は成り立ちが同じであるために、それが天然色なのか人為的に作り出した色なのか区別することは出来ないそうです。
（一部天然特徴などがある場合は鑑別できることがあるとも聞いたことがありますが、その場合産地等から推測してのことではないかと思います）
そして、レモンクォーツはそのスモーキークォーツを加熱処理することで、色が黄色に変化するそうです。
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レモンクォーツを検索していると「水晶の中にサルファー(天然の硫黄)が入って黄色くなった水晶」という説明が書いてあるものを見かけます。
これはレモンクォーツの説明としては間違ったことではございません。
このレモンクォーツこそ元祖レモンクォーツだからです。
スモーキークォーツを加熱処理して出来たレモンクォーツは後からやってきたレモンクォーツです。
つまり「レモンクォーツ」は2種類あるということですね。
そして、一般的に出回っているほとんどのレモンクォーツはスモーキークォーツを加熱処理したものだと思います。
ちなみに、今日紹介しているレモンクォーツは何かというと、これも推測の範囲ですが、加熱処理はしていないものだと思います。
スモーキークォーツを作ろうとしてガンマ線処理したけど中にアルミニウムが少なかったため、濃くなりきれずレモンクォーツになったものと思われます。
なぜなら、スモーキークォーツを注文し、その中にはいっていたため「わざわざ加熱はしてないでしょう」と推測出来るからです。
それにしても、まれに入荷した色の薄いレモンクォーツが不良品にならず、別の名前の宝石になるというところが石の面白みではないでしょうか。
最後までご覧頂きありがとうございました。