こんばんは。
サルオです。
本日は意外と初お目見えのグレーブルームーンストーンのブレスレットを紹介させて頂きます。
★【限定1本】グレーブルームーンストーン 8ミリ ブレスレット タンザニア産 内径約:16cm 15,400円(税込)★
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「グレー」といってもねずみ色や灰色のような色味ではなく、やや緑がかったようなグレーカラーをしているのが特徴です。
(厳密にはねずみ色と灰色は違う色だそうです。灰色にわずかに青味がかったものがねずみ色らしいです)
そして、ムーンストーンといえばやっぱり”シラー効果”が重要ですよね。
シラーとはムーンストーンに見られる青や白い光(輝き)のことです。
正直にいうと、通常の蛍光灯下ではややシラーが弱いタイプのムーンストーンです。
そのため、シラーをより見やすくするために黒背景で撮影しました。
その写真がこちら。
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はっきりとシラーが見えましたね。
それにしても、白背景にするとシラーが見えないのに黒背景にするとはっきりと見えるのはなぜでしょう。
これは、写真撮影に限らず肉眼でも下に黒いものを置いて、その上にムーンストーンを置くとシラーがとっても綺麗に見えるのです。
国内で開催されるミネラルショーやミネラルマルシェで出店している方たちが黒い什器の上にムーンストーンを置いているのはそのためです。
黒はムーンストーンの持ち味を驚異的に発揮させる色なんですよね。
ムーンストーンのネックレスをつけるときは黒い服がオススメかも知れませんね。
話をグレーブルームーンストーンのブレスレットに戻します。
このブレスレットの驚くべきはブルーのシラーが出ることです!
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グレーカラーの地をしたムーンストーンでブルーのシラーが出るのは初めて見ました。
ここで、想像するのは3つのパターンの長石です。
一つ目はラブラドライトの場合。
地の色を考えるとラブラドライトのようにも見えますよね。
しかし、透明感があるラブラドライトとは何やら雰囲気が違います。
ラブラドライトとグレーブルームーンストーンを比較してみます。
この粒々はマグネタイトやヘマタイトといった金属鉱物です。
この金属鉱物が入っているために光の干渉が起きラブラドレッセンスと呼ばれる輝きを放ちます。
しかし、グレーブルームーンストーンにはそのような内包物は肉眼では確認出来ません。
ということで、ラブラドライトではなさそうです。
続きまして、ムーンストーンのパターンです。
ご存じの方も少なくないと思いますが、ブルーカラーのシラーを持ったムーンストーンはとっても希少な存在なのです。
そのため、このブレスレットが入荷した時初見のタイプだったので、もしかしたら本当のムーンストーン!?と期待してしまいました。
しかし、当然本当のムーンストーンであればこのような価格では出せないでしょう。
結論を言いますと三つ目のパターンであるペリステライトです。
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ペリステライトは世の中に出回っているほとんどのブルームーンストーンと呼ばれるものがペリステライトです。
厳密な話をすると難しくなるのですが、ムーンストーンとはオーソクレース(正長石)とアルバイト(曹長石)という二つの長石が組み合わさったものです。
しかし、ペリステライトはアルバイトの変種にあたり、オーソクレースは入っていないためムーンストーンとは呼べないようです。
それでも、ペリステライトは一般的に通称名として「ブルームーンストーン」と呼ばれており、本当の宝石名が「ペリステライト」であることをお伝えすれば問題ないと考えております。
そして、ペリステライトはムーンストーンよりもはっきりとした濃いブルーのシラー効果を持つ場合が多いので、とっても魅力的な宝石だと思いますよ。
最後までご覧頂きありがとうございました。