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アフガニスタン産らしい青色が魅力的なクォーツァイトのブレスレット

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こんばんは。
サルオです、

今週は天気予報によると、ほとんどずっと晴れていたらしいのですが、黄砂のせいで全然晴れていた感覚がない一週間でしたね。
なぜか、我が家の子供たちは中国から砂が飛んでくるということに、ロマンを感じたようで感動していましたが、車は汚れるし、洗濯物が外に干せないしで、、、困ったものです。
きっと黄砂がなければ清々しいくらいの青空が広がっていたのでしょうが、こればかりは仕方がない。ということで、せめて天然石から青空を感じてみようということで、本日はブルーカラーのクォーツァイトを紹介させて頂きます。

ただし!

皆さんが思い描いているブルークォーツァイトとは全く別物だと思いますよ。

それではそのお写真がこちら。


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青色がとっても鮮やかで綺麗ですよね。
もちろん、この天然石に見られる青色や緑色は全て天然色です。

なぜこのような鮮やかな色が出るのか不思議ですよね。

それは、アズライトやマラカイトやクリソコーラといった銅を主成分とする鉱物がクォーツァイトの中に入り込んでいるためです。

そして、この石は最近見つかった新種の天然石で、僕もこの石の情報を探るために海外の鉱物データベースなどを使って探してみましたが、ほとんど情報が出てきませんでした。
そこからも最近発見されて出回りだしたことが分かりますね。

また、今回はブルーグリーンクォーツァイトという名前で紹介しておりますが、もしかしたらこの先別の名前が付き、その名前が一般的になるのかも知れません。


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タイトルにも「アフガニスタンらしい」と書きましたが、アフガニスタンには特徴的な青色の鉱物が多いですよね。
そして、それらの鉱物は、おおむねアフガニスタンが世界的に見ても主要な産地となっているものが多いように感じます。

例えばラピスラズリがあります。
ラピスラズリも今回紹介しているブルーグリーンクォーツァイトのように複数の鉱物を伴った岩石という共通点もあります。

ラピスラズリ以外で思いつくものはアフガナイトがございます。
最初にこの石を見て産地を知った時に思ったことはアフガナイトに近い鉱物なのかな?ということでした。

ちなみにアフガナイトの写真がこちら

過去に紹介したアフガナイトのビーズ

ブルーグリーンクォーツァイトとアフガナイト、そっくりですよね。
しかし、成分が全く異なります。
ブルーグリーンクォーツァイトは先ほどもお伝えした通りアズライトなどの銅を主成分とする鉱物がクォーツァイトの隙間に入り込むことで青色になった鉱物です。
それに対してアフガナイトは銅を成分に含みません。
成分的に見るとアフガナイトはソーダライトに近しい鉱物です。

このことからもブルーグリーンクォーツァイトとアフガナイトは別鉱物だということが分かります。


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ブルーグリーンクォーツァイトは別名を「グラノブラスティッククォーツ」ともいいます。
グラノブラスティックとは「寄木状」という意味です。

寄木状とはこの石の構造のことを表しております。
難しい話になりますが、寄木状構造とは変成作用を受けた岩石が再結晶によって,ほとんど等粒の他形変晶のモザイク状の組合せとなった変成岩の構造を表しているそうです。

言葉で読むと難しいので寄木細工からイメージする方が分かりやすいかも知れません。


寄木細工

クォーツァイトは石英成分の小さい粒状の結晶が寄り集まったものです。
その寄り集まった粒の間にアズライトやマラカイトなどが入り込み色がついているそうです。

それでは、具体的にアズライトとマラカイトの違いを察することができるのか、石を大きくして見てみましょう。


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アズライトは紺色の鉱物、マラカイトは緑色の鉱物です。
上の写真の左側のビーズは一部濃い青色がついていることが分かります。

この青色部分がアズライトではないかと思われます。
アズライトの原石を想像するときにもっと色の濃い紺色を思い浮かべると思いますが、細かい粒子上の石英成分の隙間に入り込んでいるために、いい感じに色が薄まって鮮やかな青色に見えるのでしょう。

続きまして、右側のビーズを見てみると、鮮やかな青色部分は同じこと、しかし、全体的にやや緑がかっているように見えますね。
ということはこのあたりの色味にマラカイトが影響しているのではないかと思われます。

そこ以外でもルーペで見ると一部しっかりとした緑色になっているところも見えますので、ルーペで覗いてみても楽しめる天然石ですよ。
(下の写真の左のビーズの下付近)


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新しいタイプの天然石だけに今後の産出量や流通量が気になるところではございますが、なんにしても新しいものを見るとわくわくしてしまいますね。
そして、産地が限定されているものですので今後貴重な石になるかも知れませんよ。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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