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カバンサイトと何が違うの?インド産ペンタゴナイト

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こんばんは。
サルオです。

本日はペンタゴナイトの結晶を紹介させて頂きます。

強烈なインパクトの強い「青さ」が特徴的な鉱物ですよ。


★【限定1】ペンタゴナイト結晶 インド産 約1.1*1.0*0.6cm 約0.2g 26,400円(税込)★
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当然僕は最初にこの石を見た時に「カバンサイト」だと思いました。
何が当然なのか。。。
なぜなら、カバンサイトと見た目が全く一緒だからです。

比較のために、以前紹介したカバンサイトの原石を見てもらいましょう。
その写真がこちら。


カバンサイト原石 インド産

産地も同じインドですし、見た目もそっくりですよね。

それもそのはず。
この両者は成分が同じで結晶構造の違う同質異像の関係にあります。

カバンサイトの成分は例によって和名が教えてくれます。
カバンサイトの和名は「カバンシ石」です。
つまり

・カバンシ石の「カ」→カルシウム
・カバンシ石の「バン」→バナジウム(英語で書くとVanadiumなのでVan(バン))
・カバンシ石の「シ」→シリカ(ケイ素)

これらの元素を含む鉱物なので、カバンシ石のようです。おそらく英名の由来もそういうことでしょう。
ちなみに成分を書くとこのようになります。

Ca(VO)Si4O10·4(H2O)

ここまでストレートに成分を名前にしている鉱物も珍しいですね。
おそらく、割と近年(1973年)認定された比較的新しい鉱物というのも関係しているのかも知れません。

話をペンタゴナイトに戻します。


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具体的にペンタゴナイトとカバンサイトの違いは結晶構造の違いにあります。
鉱物の本で説明を読んでいると。。。難しくて良く分かりませんが、とりあえずペンタゴナイトの柱状の結晶の断面が☆型になるそうです。

アメリカの国防総省の名前がペンタゴンですが、ペンタゴンは5角形の意味で、この五角形の星型の断面が「ペンタゴナイト」の名前の由来になっているそうです。

では、本当に星形の断面をしているのか見ていきましょう。


※上と下の写真は強い光を当てて撮影しております。

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どうですか?

正直小さすぎて分かりませんよね。
ルーペを使って見ても結晶の断面が星型なのかどうかは分かりませんでした。

ペンタゴナイトを調べていると今はなき全宝協さんが調べられたレポートが検索上位に出てきました。
その中に結晶断面はこのようになります。といった写真が出てましたので、興味があれば「ペンタゴナイト」で検索してみて下さい。
(そういえば、全宝協のプリカ残高が残りっぱなしだったけどもう使えないから丸損になってしまったなぁ。まぁ数千円だと思いますが)

 

最後までご覧頂きありがとうございました。

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