こんばんは。
サルオです。
濃くいきます。
天然石の世界は薄い色味のものよりも濃い色の方が品質が高いと評価されることが大いにあります。
その中で今日紹介するカイヤナイトの色の濃さは一級品です。
口で説明するよりも画像を見てもらう方が早いですね。
その写真がこちらです。
【限定1本】ディープブルーカイヤナイトHC 8ミリ ブレスレット タンザニア産 内径約16.5cm 34,100円(税込)★
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たいてい色の濃い宝石は得てして透明感が出にくくなるものです。
しかし、このカイヤナイトは透明感も見ることが出来ますよ。
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まるでロンドンブルートパーズを思い起こさせてくれる色味が特徴的ですね。
さらに光に透かして見るとサファイアを思わせるような鮮やかな藍色を見ることが出来ます。
光に透かした写真
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ちなみに、カイヤナイトの色味は鉄とチタンによるもので、サファイアの青色と同じ発色要因となっております。
そのため、昔はサファイアと思って加工されることもあったそうですが、カイヤナイトはサファイヤとは異なり加工が非常に難しいため、加工中に破損してしまうことがよくあったそうです。
その難しさはカイヤナイトが持つ「二硬性」という特徴によるものです。
カイヤナイトは結晶の方向によって硬度：4と7.5という二つの硬度を持っており、さらにへき開性もあるため、加工の難しい石とされてきました。
そのため、カイヤナイトのビーズは一見丸い形をしていてもよく見ると少しいびつな丸になっていることはよくあることです。
今日紹介しているカイヤナイトも一見綺麗な丸い形をしているように見えますが、よく見ると少しいびつな丸になっているものもあります。
しかし、僕が今まで見たカイヤナイトの中では比較的綺麗な丸をしている方ではないかと思います。
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それにしてもカイヤナイトは産地によって特徴が変わりますね。
タンザニア産のカイヤナイトは色が濃く、透明感があるイメージ。
ブラジル産のカイヤナイトは鮮やかな明るいブルーにキャッツアイが見えるタイプが多く、透明感があるものはよほど高品質のものでない限りめったにお目にかかりません。
あと、ケニア産のものはグリーンブルーカラーになっているものが多いイメージがありますよね。
同じ鉱物でも生まれる場所が変わると特徴も変わるところにも天然石の面白みを感じてしまいます。
最後までご覧頂きありがとうございました。