こんばんは。
サルオです。
本日はアイドクレーズのビーズを紹介させて頂きます。
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今日から10月1日です。
10月と言えば別名「神無月」とし知られていますが、本社のある出雲地方では「神在月」といわれています。
そして「神在(かみあり)」という言葉が由来になっている有名な食べ物として「ぜんざい」という食べ物があります。
ぜんざいは神在祭の時に食べる「神在(じんざい)餅」が出雲弁でな訛って「ぜんざい」となり京都に伝わり一般的な名前として定着したそうです。
しかし、同時に「おしるこ」というものがあります。
「おしるこ」も「ぜんざい」と同様に甘い小豆のあんこを溶かした汁に餅が入った食べ物です。
この両者の違いは何か分かりますでしょうか?
実は同じものだそうです。
そして、鉱物や宝石の世界にも同じものなのに2つの名前を持ったものがございます。
それが今日紹介するアイドクレーズなのです。
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アイドクレーズは宝石の世界で呼ばれている名称ですが、鉱物の世界ではベスビアナイトと呼ばれています。
しかし、同じものです。
ベスビアナイトは発見地であるイタリアのベスビアス火山に因んで名づけられました。
アイドクレーズはギリシャ語の”見かけ”と”混じる”の言葉を合わせて名付けられたそうです。
名付け親はベスビアナイトがドイツの地質学者F.ウェルナーさん、アイドクレーズがフランスの鉱物学者のアウイさんだそうです。
この双方の名前は長い間ほぼ同様の言葉として使われていたそうです。
それが、国際鉱物学連合においてベスビアナイトという名前が先に登録されたことで、鉱物の世界ではベスビアナイト、宝石の世界ではアイドクレーズになったものと思われます。
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アイドクレーズは大きな結晶にならないことも特徴の一つです。
そのため大きなサイズのビーズで見ることはほとんどありません。
特に今日紹介しているような透明感のあるアイドクレーズとなるとなおさらです。
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アイドクレーズは微量に含まれる金属元素によって色がかわる鉱物です。
このように黄緑色のアイドクレーズは鉄分やチタンによって色付いています。
クロムが入ると翡翠のような濃い緑色になり、マンガンが混ざるとピンク路にもなるそうです。
ちなみにピンク色のアイドクレーズは原石を写真でしか見たことがございませんが、いずれビーズを紹介出来る日がくるといいですね。
最後までご覧頂きありがとうございました。