こんばんは。
サルオです。
一昨日、朝倉が翡翠の産地でもある糸魚川の奴奈川姫について書いていましたが、
本当なら先月、僕も糸魚川に行く予定でした、
というよりも、行きたかった!のです。
3年前に糸魚川で食べたお刺身の味が忘れられません。
名前は忘れましたが、島根ではあまり見ることがない魚の刺身を食べたように記憶しております。
同じ日本海でも島根と新潟で採れる魚が違うんですね。
早く普通に旅行に行ける日が来て欲しいものです。
それでは本日はピンクパープルサファイアのブレスレットを紹介させて頂きます。
★【限定1本】ピンクパープルサファイア 6ミリブレスレット ミャンマー産 内径 約16㎝ 12,100円(税込み)★
オンラインショップにて販売中!!
最近アイドクレーズとベスビアナイトは名前こそ違えど同じ石だと書かせて頂きました。
ニュアンスは違いますが、本日も名前が違うけと実は同じ石であるサファイアについて商品を紹介しながら書かせて頂きたいと思いますが
まず、サファイアとルビーはどちらも「コランダム」という名前の鉱物です。
結論をいうと赤い色をしたコランダムがルビー、それ以外の色は全てサファイアになります。
元々はラテン語で赤を表すルビーと青を表すサファイアに区別されていたそうです。
しかし、コランダムには赤と青以外の様々な色があり、いつの間にか赤色以外の色味がサファイアになってしまったそうです。
それを踏まえて、このブレスレットがルビーなのかサファイアなのか見てみましょう。
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赤といえば赤に見えますが、ほんのり青みも入った紫色にみ見えますよね。
つまり、正確にいうとこの色味はルビーではなく、サファイアなのです。
ルビーはこの半貴石・パワーストーンの業界では色味が曖昧になり赤っぽかったら「ルビー」となることが多いのですが、
厳密にいうとルビーは真っ赤でなければいけません。
例えばその色を食べ物で表すと赤いパプリカや唐辛子、苺にあたるあと思います。
それを踏まえてもう一度このブレスレットを見てみましょう。
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やっぱりピンクがかった紫色ですよね。
ただし、完全な赤色ではないルビーについて、それをルビーと呼ぶなんて「けしからん!」とは思っていません。
あくまでも、今回は比較のためにルビーの定義について書きましたが、パワーストーン(半貴石)業界ではその点は曖昧な状態になっているところは否めませんので、そこを正すつもりもありませんし、個人的にはルビーとサファイアの境界線について正確に認識しているわけでもございません。
例えば鉱物の本を見ていてもサファイアと呼んでいる赤いコランダムと、ルビーと呼んでいる赤いコランダムの色の違いをつかむのは熟練の技が必要なように感じます。
ということで、個人的には全てにおいて白黒はっきりさせる必要もないと感じております。
言い訳がましくなってしまいましたが、通称「ルチル」やラブラドライトをムーンストーンと呼ぶなど、通称〇〇と呼ばれている文化さえ正しく認識していれば問題ないと考えております。
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ここからは色の仕組みについて話して行きたいと思いますが、少し難しい話になってしまいますので興味があれば呼んで頂けますと喜びます。
まず、コランダムが様々な色を示すのは微量な金属元素を含むことによります。
コランダムは主成分として含んでいる金属元素はアルミニウム(Al)のみです。
しかし、アルミニウム以外で鉄やチタン、クロム等を含んでおります。
ルビーの赤色はクロムによるもので、サファイヤの青は鉄やチタンによるものです。
つまり、絵具で考えるとイメージしやすいと思うのですが、赤に青を混ぜると紫になるように、クロムだけでなく鉄やチタンが多くなるほどコランダムは紫色から黒色に変化していきます。
ところで、コランダムの成分を表すとAl2O3ですので、アルミニウムの酸化物です。
アルミニウムは1円玉で使われている金属ですよね。
しかも鉄や他の金属に比べて柔らかいイメージの金属です。
しかし、コランダムの硬度は「9」とダイヤモンドに次ぐ硬さを誇っているというところに神秘さを感じてしまいます。
これこそ化学の面白さ、ケミストリーですね。
最後までご覧頂きありがとうございました。