こんばんは。
サルオです。
本日はフラワーアメジストの原石を紹介させて頂きます。
このブログも長い歴史がありますが、実はこのタイプのフラワーアメジストを紹介するのはおそらく初ではないかと思います。
といっても、10年から15年くらい前はよく見かけたのですが、特にここ数年あまり見かけなくなったような気がしています。
おそらく、この珍しい形状のアメジストは産地が限られているからなのでしょう。
僕の知る限りではブラジルのリオデグランドスル産の物しかまとまった量のものを見たことがないと思います。
それでは、そんなフラワーアメジストの原石を見ていきましょう。
★【限定1石】フラワーアメジスト原石 ブラジル産 幅約6.9cm * 5.5cm * 厚さ0.8cm 33g 13,200円(税込み)★
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フラワーアメジストには大別して2種類のタイプがございます。
1つめは輪切りにすることで花びらのように見えるタイプ。
ちょうどいい写真を持ち合わせいませんでしたが、イメージとしては下の画像のレッドアメジストの「にょき」っと伸びた結晶を輪切りにすると見えるタイプです。
このタイプに関しては改めて良いのが見つかったら紹介させて頂きますので一旦これの写真からイメージして頂けますと喜びます。
そしてもう一方のタイプが本日紹介するタイプのフラワーアメジストです。
このタイプのフラーアメジストは花房タイプとも呼ばれています。
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あまりアメジストっぽくない色味ですが、わずかに紫がかった色味をしていますよ。
ところで、なぜこんな形になったのでしょう。
普通に見かけるクラスターになっているアメジストとは似ても似つかない形状をしていますよね。
原因は岩石の表面に達するような割れ目を通ってアメジストの鉱液が内部から徐々に染み出てきて、それが結晶化したため、このように花が咲いたような形状になるようです。
だから結晶の上に結晶が覆い被さり、それが花びらが重なっているように見えるのですね。
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ちなみに裏から見ると緑色の鉱物が付いていますが、この鉱物はセラドナイト(セラドン石)です。
この放射状に広がったアメジストの結晶を見えているとなぜか鉱物が「大きく広がりたい」という生命のような神秘さ感じてしまいますね。
最後までご覧頂きありがとうございました。