原石としては珍しい存在！？レッドエレスチャルクォーツの結晶

こんばんは。
サルオです。

本日はビーズではよく見かける天然石、しかし、意外と原石では見かけることが少ないレッドエレスチャルクォーツの原石を紹介させて頂きます。

★【限定1石】レッドエレスチャルクォーツ結晶①　タンザニア・ドドマ州モンド産　H:1.8cm,W:1.3cm,D:1.1cm　19,800円（税込）★
オンラインショップにて販売中！

このレッドエレスチャルクォーツの産地はタンザニア産です。
そもそも、ブレスレットやビーズで使われているエレスチャルクォーツやエレスチャルアメジストの産地にタンザニアは聞いたことがございません。
僕の知る限りでは、ブラジル産、インド産、マダガスカル産しかないように思います。

では、なぜタンザニア産のレッドエレスチャルクォーツはビーズにならないのでしょうか。
その内容についてこの原石の特徴を見ながら書いていきたいと思います。

特に結晶面の照りが素晴らしい！
この照りは研磨していない自然のままの状態のものです。
原石の状態で既に宝石のような輝きを持っています。

柱面、錐面のいたる箇所で光を反射してキラキラとしています。
やはり原石はその石輝きを放っているかは重要なポイントですよね。

やはりエレスチャルクォーツの魅力は内包物ですよね。
ビーズと同じく水晶に内包している鉱物はレピドクロサイトです。

そのレピドクロサイもまた光を反射し赤色だけでなく時に虹色に見えるような光を放っています。

もしかしたら先ほどの写真で気付かれた方もおられると思いますが、錐面が五角形の形になっており、そのような形は「イシス」と呼ばれています。

このイシスと呼ばれる錐面を持つ水晶はありそうで中々見つからない珍しいものです。
水面を研磨しているわけではなく、自然のままの状態ものだけが「イシス」と呼ぶことが出来ます。

名前の由来はエジプト神から来ており、肉体や精神を調和してくれると言われております。

おそらく一番の要因はこのことかも思いますが、タンザニアのモンド産の水晶はモンドクォーツとも呼ばれ、希少価値の高いものとなっております。
希少価値だけでなく透き通った高い透明感も魅力的ではないでしょうか。

タンザニア・モンド産のエレスチャルクォーツはもう一点ございます。

★レッドエレスチャルクォーツ結晶②　タンザニア・ドドマ州モンド産　H:1.3cm,W:1.7cm,D:1.0cm　19,800円（税込）★
オンラインショップにて販売中！

こちらの結晶も双晶のような形状をしており、とても可愛らしい結晶になっていますよ。

やはり、この結晶の形をみても素晴らしい標本としての価値を持っていますので、カット・研磨するのがもったいないのでしょうね。

最後までご覧頂きありがとうございました。