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ピンクサファイア5ミリブレス

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おはようございます。

サルオです。
赤色をしたコランダムをルビーと呼び、それ以外の色は全てサファイアと呼ばれます。
そのため赤系の色味であるピンクはどうかいいますと、それは「サファイア」になります。
サファイアの成分はAl2O3です。
Alはアルミニウムですので、つまり化学的にいうと酸化アルミニウムです。
ここで僕の中で疑問が出てきます。
サファイアの硬度は「9」ですので、ダイアモンドに次ぐ硬度を持っております。
その高い硬度であるために、研磨材など工業用として使われております。
しかし、酸化アルミニウム、言い換えると錆びたアルミニウムがどうしてこんなに硬いのか。
アルミニウムで出来ている柔らかい1円玉を錆びさせるとこんなに硬くなるのか。
アルミニウムはイオン化傾向を調べると比較的酸化しやすい金属だと分かるので、1円玉の硬度は「9」なのか。
謎ですね。
ということで、また脱線してしまいますが、調べてみました。
特に手持ちの資料にこういった記載はなかったので、ネットサーフィンをして調べてみました。
まず、1円玉の成分は純粋なアルミニウムで出来ているようです。
先にお伝えしたとおり、アルミニウムは酸化しやすい、つまりサファイアと同じ成分であるAl2O3を容易に作り出します。
しかし、錆びて大きく変色した1円玉をあまり見た事がないですよね。
せいぜい、表面が白っぽくなっている程度か、もしくは表面に細かい傷がたくさんついて白っぽく見えるかという程度でしょう。
実はアルミニウムの酸化は極薄い酸化アルミニウムの膜を表面に作り中まで酸化させない特性を持っているようです。
この点は中までしっかり錆びてしまう鉄とは違うところですよね。
その酸化アルミニウムの膜の厚みはなんと、2.5nm(ナノメートル)といわれています。
おおよそにわかに信じられませんが、nm(ナノメートル)という単位はmm(ミリメートル)の千分の1のμm(マイクロメートル)のさらに千分の1の単位です。
つまり、2.5nmは2.5mmの百万分の1の大きさです。
また、脱線しますが2.5nmって実際に身近にどんなものがあるのか調べてみましたが、一番近そうなものでインフルエンザウイルスの約100nmでした。
そう考えると酸化アルミニウムの膜は2.5nmで本体のアルミニウムを錆びさせない力を持っているので、もしかしたら本当に硬度が「9」くらいの力を持っているのかも知れませんね。
ただし、薄すぎて確かめることは不可能なようです。
ちなみに人工的にルビーを作る方法がありますが、それは酸化アルミニウムと酸化クロムの粉を2000度で熱して作られるそうですので、普通の環境下で1円玉からルビーやサファイアを作るなんて夢物語ですね。
それではピンクサファイアのブレスレットを見ていきましょう。
ピンク色の発色の原因はルビーのそれと同じくクロムの影響だと思われます。
しかし、他の不純物の影響かクロムの含有量の影響で色が薄くなりピンク色をしております。
そのお陰でとても可愛らしい色味となっております。
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★ピンクサファイア5ミリブレス① 内径:約17cm 54,000円+税★
オンラインショップにて販売中!
ビーズのサイズが小さいこともありますが、透明感がばっちり合って綺麗です。
むしろ、これくらいのサイズの方が華奢でかわいいですね。
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★ピンクサファイア5ミリブレス① 内径:約17cm 54,000円+税★
オンラインショップにて販売中!
続きまして2番目です。
正直に言いますと、1番と2番ほとんど違いはありません。
僅かに2番のほうが色味が鮮やかで透明感がありますでしょうか。
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★ピンクサファイア5ミリブレス② 内径:約17.5cm 54,000円+税★
オンラインショップにて販売中!
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★ピンクサファイア5ミリブレス② 内径:約17.5cm 54,000円+税★
オンラインショップにて販売中!
いつか科学技術が発展して「1円玉から作るサファイア合成キット」なるものが出てくるかも知れませんね。
本日も最後までご覧頂きありがとうございました。
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