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鋭い輝きを放つ鉱物

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おはようございます。
サルオです。

昨日のすぐるちゃんのブログにもありましたが、今週末から出雲型勾玉として初登場の糸魚川産ひすいの販売が開始されますね。
すぐるちゃんから非常に熱い思いを長文に載せて書いてくれてましたが皆様最後まで読んで頂けましたでしょうか。
大変でしたけど、僕は3度ほど読み返しましたよ。

ということで、翡翠とは関係ないのですが、せっかくなので今週は緑色の石を紹介させて頂こうと思います。

光の分散度がダイヤモンドの4倍もあるスファレライト

光の分散度の説明をすると、とても難しいので簡単にいうと輝きを表す数値のようなものです。
それがダイヤモンドの4倍もあるということを考えるとダイヤ以上の価値があるように思えてしまいます。
しかし、スファレライトは硬度が低いことに加え、へき開性が6方向にあるために、非常に脆くアクセサリーには向きません。

鉱物としてのポテンシャルが高いだけに残念ですね。

そのため、今回は原石として紹介させて頂きます。

透明感のある非常に珍しいスファレライト

★グリーンクレオフェーン母岩付き ブルガリア産 15,660円 (税込み)★
サイズ:約幅50x奥行51x高さ20ミリ
オンラインショップにて販売中!!

まず、クレオフェーンとは、スファレライトの中でも透明感のあるものに対して特別に付けられた名前です。

スファレライトはパイライトの原石についていたり、割と色々な原石に共生しているので目にする機会は多いのですが、大抵は透明感のない黒光りする鉱物の印象が強いと思います。しかし、透明感のあるクレオフェーンになりますと、一気にレア感が増して珍しいものになります。

クレオフェーンの成分としてはZnSですので、硫黄に亜鉛がくっついた成分をしております。
このパターンの鉱物は、金属元素が変わるだけで色々あります。
例えば、
亜鉛のところが鉄に変わると「パイライト」
亜鉛のところが鉄と銅に変わると「チャルコパイライト」
亜鉛のところが鉛に変わると「ガレーナ」などなど

共通して言えることは全て透明感を持っているものが存在しないこと。
それを考えるとやはりクレオフェーンは希少なものと言えると思います。


★グリーンクレオフェーン母岩付き ブルガリア産 15,660円 (税込み)★
サイズ:約幅50x奥行51x高さ20ミリ
オンラインショップにて販売中!!

ちなみにヘマタイトのような金属光沢を持った上の写真の鉱物もスファレライトですので、一つの原石で二つのパターンのスファレライトを楽しむことが出来ますよ

究極の輝きを放つカット石

このクレオフェーンは先ほども述べましたが非常に脆いためカットなどの加工にも向きませんが、仮にルースとしてカットが出来たものは非常に綺麗な輝きを放ち、そして非常に高価になります。
それだけ、加工することが難しいですね。

そして、カットされたルースはアクセサリーに加工しないことをオススメします。
もちろん理由は脆過ぎるためです。。。
ルース用のケースに入れて、その美しさを鑑賞するのが一番です。

そしてカットされたクレオフェーンのルースがこちらです。


★クレオフェーンルース(ブルガリア産) 73,440円 (税込み)★
サイズ:約7×7ミリ 1ct
オンラインショップにて販売中!!

本当はもっとギラっとしているのですが、動画でないと表現が難しかったです。

本日も最後までご覧頂きありがとうございました。

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