おはようございます。
サルオです。
本日は昨日予告させて頂いていた赤色系の宝石をペンダントで紹介させて頂きます。
それぞれ何という宝石名か分かりますでしょうか。
昨日に比べると難易度が少し上がっているのではないかと思います。
それではお品物の画像を見ていきましょう。
やはりヒントは必要だと思います。
・ヒント1
昨日のようなクロムダイオプサイトが2石出てくるような意地悪なことはしておりません。
今日紹介させて頂いているのは全て異なる宝石たちです。
・ヒント2
多色性を持つ宝石も含まれています。
・ヒント3
右から三番目の宝石は人為的な処理が施されてピンク色になっております。
・ヒント4
左から2番目の宝石は透明感を出すために、鉛ガラスの含浸処理が施されています。
そういった宝石といえば「コ〇〇〇ム」グループの宝石ですよね。
・ヒント5
インクォーツ系(インクルージョン水晶)はございません。
つまり、右から二番目がストロベリークォーツのようにも見えますが、違います。
別鉱物の影響で色が着いているものはございません。
それでは解答をさせて頂きましょう。
一番左から順に言っていきますよ。
ピンクというよりレッドに近いかも、、、
★925SVPT ピンクトルマリン 石部分:約11x8mm 41,040円(税込)★
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ピンクトルマリンです。
とても色が濃いので、ここまでくるとレッドトルマリンに近いピンクトルマリンですね。
トルマリングループの中でもこのような色を示すものはエルバイト(リチア電気石)かリディコタイト(リディコート電気石)ですが、産出量を考えると大抵はエルバイトです。
このトルマリンもおそらくエルバイトであると思われます。
エルバイトは和名「リチア」と付いているところからも分かるようにLi(リチウム)を主成分に含む石です。
そして、なんといってもトルマリングループは成分が非常に複雑。
例えば、エルバイトの成分は Na(Li,Al)3Al6(BO3)3Si6O18(OH)4です。
化学的に言うとナトリウム、リチウム、アルミニウム、さらにアルミニウムを含むホウ酸、珪酸化合物、に水酸基まで付いてますね。。。
いったいどんな構造をしているのか、そんな複雑な構造ゆえに静電気を帯びたり、多色性を示したりする理由に成っているのかも知れませんね。
続きまして赤色の宝石といえば!
★925SVPT ルビー(含浸処理) 石部分:約9x7mm 11,880円(税込)★
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やっぱりルビーですね。
このルビーは透明感の改善のため鉛ガラスの含浸処理が施されております。
そのため、宝石品質のルビーが割りと安価で手に入れることが出来ますよ。
お次は一月の誕生石。
★K18PT ロードライトガーネット 石部分:約8x6mm 19,440円(税込)★
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パイロープ・ガーネットとアルマンディン・ガーネットの合いの子「ロードライトガーネット」です。
ほんのり紫がかったワインレッドがとってもステキですね。
そういえばボジョレーヌーボーってもうすぐ解禁になるんですよね。
僕は下戸なので1本買うと2年くらい持ちますよ。
そして最終的にビネガーになっちゃいます。
お次はピンク色のイメージがあまりない石ですので少し難しかったかも、、、
★K18PT ピンクトパーズ 石部分:約6x4mm 31,320円(税込)★
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ピンクトパーズです。
ピンク色はおそらくオレンジ色のトパーズに加熱処理を加えてピンク色に変化させているものですが、それにしてもピンク色のトパーズはとっても可愛らしいですね。
続きまして、炭酸鉱物で硬度の低い宝石といえば
★K18PT ロードクロサイト 石部分:約8x8mm 37,800円(税込)★
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透明感の高いロードクロサイトです。
赤色の宝石といえばクロムやマンガンで発色しているものが多いのですが、このロードクロサイトはマンガンによるもの。
成分はマンガンの炭酸鉱物になります。
同じく炭酸鉱物であるカルサイトが縞模様を形成している白いところに入りがちですが、これは全く入っていない高品質なものですよ。
燃えるような真っ赤な鉱物
★K18PT ロードナイト 石部分:約13x11mm 118,800円(税込)★
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ロードナイトです。
わずかに透明感もありまさに「インペリアルロードナイト」と呼ばれる品質のものです
ロードナイトには黒い酸化マンガンを含むことが多くありますが、このペンダントトップのロードナイトには全く含まれておりません。
そのため、ものすごく綺麗ですよ。
ちなみに、デンドリチッククォーツなどの模様を示す黒い部分は酸化マンガンですので、同じですね。
個人的なイメージですが、マンガン鉱物はどことなく黒らしさを持っているような印象があります。
ここからは余談ですが、
昨日はツイッターで「サルオを探せ」とかいっていじられてしまったので、今日の写真撮影は気を使いましたよ、、、
どうですか!ほとんど写っていないでしょう。
なかなか気を使って写真撮影しましたよ。
そして明日は出雲勾玉シリーズ第五弾になりますが、あえて今日は紹介していないピンク色の宝石です。
本社内でも評判がすこぶる良いので乞うご期待です!
本日も最後までご覧頂きありがとうございました。