おはようございます。
サルオです。
今日の夜7時に何やら面白い石がテレビで紹介されるそうですよ。
何が紹介されるんでしょうか。謎の光る石らしいですが。。。
番組名は、、、言っていいのか分かりませんが、世界のなんだこれを紹介する番組らしいです。
僕も気になるので今日は残業せずに定時で帰りますよ!
それでは、本日紹介させれ頂くお品物を見て頂きましょう。
★レッドトルマリン ペグマタイト丸玉63ミリ(マダガスカル) 11,880円 (税込)★
オンラインショップにて販売中!!
商品名が上に載っているので「何だコレ」はないですが、仕入先さんから入荷してきたときは正直「何だコレは」と思いました。
見た目と名前が!
見た目はまず、辰砂に見えないこともないですね。
白い母岩に赤い鉱物といえば辰砂。しかし、これはトルマリンです。
おそらく、エルバイトかリディコータイトでしょう。
そして、「ペグマタイト」。
この言葉は鉱物の本を読んでいると良く目にする言葉ですので、少し説明をさせて頂きます。
ペグマタイトとは、マグマが地下深くで固まって深成岩が出来る過程の最後にガスや水分などが集まります。
このガスや水分が空洞をつくり、その中で鉱物が成長していきます。
このような産状を「ペグマタイト」といいます。
特に花崗岩中に出来ることが多く、ペグマタイトといえば通常「花崗岩ペグマタイト」のことを指します。
ペグマタイトを産状とする鉱物は水晶などの石英やベリル、長石、雲母、トルマリンなどがあり、特に綺麗な結晶が出来やすい特徴があります。
従いまして、今回紹介させて頂いている丸玉は花崗岩中に入っているトルマリンになります。
拡大して見てみましょう。
出雲鏡石にもあった、石英や長石がトルマリンと共生していることが分かります。
ブラジル産のトルマリンはよく石英と共生していますが、花崗岩と共生しているところがマダガスカル産の特徴になるのでしょうか。
とにかく、いろんな鉱物が楽しめて面白いですよ。
最後までご覧頂きありがとうございました。