おはようございます。
サルオです。
とってもかわいい原石のご紹介です。
その名も「フラワーカルサイト」です。
結晶の形状を楽しむことが出来るところが原石の一番の魅力ではないでしょうか。
その点カルサイトは最も面白い鉱物のひとつだとサルオ的には感じています。
といいますのも、比較的身近な鉱物でありながら色々な結晶の形を持つためにパターンが決まっていない、
例えばその形は、菱形、板状、六角柱状、針状、犬牙(けんが)状、釘頭(ていとう)状があり、双晶として産出されることもあります。
そいった多彩な形状で産出されることがこのカルサイトの魅力の一部だと思いますし、原石の魅力の一つだと思います。
そして、今日紹介させて頂くカルサイトはかなり個性的な形状をしておりますので、下のお写真をご覧下さい。
★フラワーカルサイト原石 チャイナ産 310g 約:10.2×5.6x高さ7.7cm 12,960円(税込)★
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カルサイトの形状として一番有名なものが菱形状になります。
これは、和名「方解石」の由来にもなっている、金槌で叩くと四角く分解する形状で、俗にいう「マッチ箱を押し潰したような形」といわれるものですが、このフラワーカルサイトは、どんな形状に当てはまるのでしょうか。
この形の結晶は僕が持っている本の中でも出てこない特殊な形状のため推測になってしまいますが、おそらく菱形の集合体、プラス一部犬牙(けんが)状でしょうか。
そいった結晶の集合体がまるで「花びら」のように見えるため「フラワーカルサイト」と名付けられました。
とても可愛らしい形状をしてますよね。
★フラワーカルサイト原石 チャイナ産 310g 12,960円(税込)★
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そして、実際にこういった花はあるのかな?と思い調べてみました。
個人的には花びらが連なっている感じが胡蝶蘭と思ったのですが、隣の席の花に詳しい方に「違うでしょ」と否定されてしまいましたので、他も探してみます。
ネットで検索する中ではダリアが近いかと思いましたが、いかがでしょうか。
そのダリアのお写真をウィキペディアから頂いてきましたので見て頂きましょう。
似てる?似てない?・・・似てませんか?
隣の席の花に詳しい方が「モッコウバラに似ている」と教えてくれたのでこちらの画像も添付させて頂きます。
こちらの画像もウィキペディアより
割としっくりきてますかね。
このカルサイト原石の一部を切り取れば似ているような気がします。
ちなみに、植物と一緒に飾るとこのようになりました。
わりと違和感なく飾れてますでしょうか。
原石はこいったインテリアとしても活用出来るところも魅力の一つですよね。
この画像で先出しをしてしまいましたが、もう一回り大きいサイズの原石もございますので、そちらも紹介させて頂きます。
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カルサイトは鉄分を含むことで黄色に発色するため、このカルサイトも微量な鉄分を含んでいるためこの色味になっているものと思われます。
この淡いやさしい色味もこのフラワーカルサイトの魅力の一つになっていると感じます。
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そいえば、カルサイトといえばカラフルなキャンディのような原石もありますよね。
メキシコ産のものを弊社でも取り扱っておりますが、
このグリーンカラーは微量に含むニッケルが影響して発色しています。
また、ブルーからのカルサイトはストロンチウムにより発色をしております。
カルサイトは一般的な鉱物ですが、硬度が低く、加工が難しいことからアクセサリーとして加工されるよりも原石として魅力を発揮してくれる石だと思います。
見た目もカラフルでかわいいので、お部屋を彩るインテリアとして是非オススメですよ。
最後までご覧頂きありがとうございました。