おはようございますっ! すぐるちゃんです!!
本日は1月の新しい勾玉を紹介しにやって参りました。
今回は「桜めのう」勾玉のご紹介☆
桜めのうは、めのうの中にモワモワッとした結晶が花開き、
それがあたかも「桜」に見えることから桜めのうと呼ばれるようになりました。
が、実のところ産地は「マダガスカル」なんですね~
それでも海外では「Cherry Blossom Agate」という名前で取引されています。
北半球のしかもほぼアジアのみ、しかもそのほとんどが「日本」でしか植生していない桜が、
きちんと世界でも認識されて、この石ってサクラに似ているよねって思われている。
とっても光栄なことですよね~、いやぁ~あっぱれ☆
そんなまさしく日本人が身につけておきたい「桜めのう」ですが、
今回、原石を入手し加工をする事ができましたので、
勾玉に研磨させていただきました。
ちょこっと気が早いのですが、
まがたまアートコンテストもやっておりますので、
こんなものを作ってみましたよ~
★桜めのうHC 勾玉(マダガスカル産) 各種★
じゃじゃん!!まだ冬も明けぬ間から満開を飾っております=33
桜って台風とかが来て開花しちゃう事もあるんですが、そういう事を除くと本当に本当に開花時期が正確で、
2月1日から毎日の最高気温を足していって、600℃を超えると開花するなんていわれています。
今年は暖冬なので、少し早まるかもなあ、、、
でもさすがに気が早すぎますね~(笑)
この時期にご紹介する理由は、後ほどお教えいたしますね☆
さて冒頭で「めのうの中に、、、」といったのですが、
実は厳密にいうと、縞がないので鉱物的には「カルセドニー」に分類されます。
ただ日本では、めのうもカルセドニーもジャスパーも、かつて「めのう」と言われておりました。
明確な基準が存在しなかったからです。
その流れで桜めのうも、カルセドニーだけど愛称でめのうと呼ばれているんですね。
桜カルセドニーという名前だったらここまで流行っていなかったかもしれません。
カルセドニーは比較的低温で、珪酸分を含んだ鉱液が集まり、沈殿して形成されます。
その後地熱など、周囲の環境の温度が上がると、
内部に結晶が花開きます。
高温に晒された時間の短かった初期の段階では、こんな感じの見た目になります。
★桜めのう 勾玉(マダガスカル産) 各種★
ころころと小さな粒が発生しているのが分かりますでしょうか。
これが、桜にあたる赤ちゃんの状態です。
この内部の結晶は、熱変性を受けて発生したものなので、決して異なる鉱物ではなく
周りのカルセドニーと同じ成分(SiO2)なんです。正確にいうと石英化しているといったところでしょうか。
同じ成分が中で変質しているため、「内包物」あるいは「インクルージョン」の定義から外れているような
気さえします。内包物はある鉱物の内部に、別の鉱物ないし別の液体が入ったものを指しますから、
この場合って、内包しているって言えるの?と思ってしまいますね~
高温に晒される期間が長くなっていくと、ころころはモワモワへと変化していきます。
★桜めのう 勾玉(マダガスカル産) 各種★
とっても可愛らしいでしょう☆
桜が散っているようにも見えます。
更に大きくなると、、、
★桜めのう 勾玉(マダガスカル産) 各種★
ぽつぽつといった感じでしょうか。
さらに大きくなると、、、
★桜めのう 勾玉(マダガスカル産) 各種★
一気にバミューンとしましたね!!
でもこれはこれで、枝垂れ桜のよう、、、
こんなふうにくっつきあって、大きな大きなモワモワとなります。
これだけ見ていただいても各個体、オリジナリティに富んでいるのがお分かり頂けましたでしょうか。
この桜めのう勾玉が面白いのは「自分だけの桜」を身に着けることができること。
貴方が好きな桜を探してみてくださいませ~
ちなみに、、、
★桜めのう 勾玉(マダガスカル産) 各種★
こんな感じで、桜に見えない個体も、めのうらしく面白いものも
店舗にお送りしています。このような個体も桜にとらわれず
検討してみてくださいね~☆
という事で、例によって、30ミリの各個体を紹介いたします。
★桜めのう 30ミリ勾玉HC①(マダガスカル産) 15,000円+税★
天然のめのう(カルセドニー)に、ころころと入った石英質の結晶。
この天然のめのうというのが、
既に価値があります。
めのうやカルセドニーはその多孔質の特性を活かして、
本当にいろんな色に染められてしまいます。
確かに染める事ができるというのが、めのうの魅力でもあるのですが、
ちゃんと天然も欲しいんですよね。
天然のめのうは「生めのう」と呼ばれたりします。
この桜めのうもまさしく「生」
採れたままの色合いをお楽しみいただけますよ~!!
★桜めのう 30ミリ勾玉HC②(マダガスカル産) 15,000円+税★
地面に置いて撮影したときは気がつかなかったぷるんとした透明感。
この透け感があるからこそ桜の花びらが散っているさまが如実に確認でき、
かたや水晶に比べて、朧(おぼろ)に見えるのもまためのうの特徴。
この桜がめのうを寄りしろとして生まれたのは、
願っても無い奇跡ですよね~
★桜めのう 30ミリ勾玉HC③(マダガスカル産) 15,000円+税★
ちなみに赤いのは鉄系の成分が熱によって表出しているもの。
さらに桜っぽく見えてしまうので面白い限りです。
★桜めのう 30ミリ勾玉HC④(マダガスカル産) 15,000円+税★
くっついた結晶が大輪を咲かせた4番。
この時期にこの勾玉をご案内した理由は、学業成就、受験合格のお守りとしても
ご提案したかったからなのです。
この土日は勝負のセンター試験がありますね。
そしてその自己採点の結果を受けて、どの大学に駒を進めるか、二次試験をどう挑むかを画策する大切な時期。
「桜」は昔から縁起がよく
また桜咲くという表現は受験合格を意味するフレーズとして
親しまれてきました。
そんな「桜」が入った、しかも勾玉という特別なお守り。
是非挑戦される方の贈り物としてもオススメしたい
逸品です。
★桜めのう 30ミリ勾玉HC⑤(マダガスカル産) 15,000円+税★
これくらい赤みが強いのもまたよいですね~!!
続いて6番
★桜めのう 30ミリ勾玉HC⑥(マダガスカル産) 15,000円+税★
夕暮れ時の風雲にも見える
大きな結晶が特徴です。
続いて7番~ ここから黙りはじめますが
お好きな色合い探してみてください☆
★桜めのう 30ミリ勾玉HC⑦(マダガスカル産) 15,000円+税★
続いて8番~
★桜めのう 30ミリ勾玉HC⑧(マダガスカル産) 15,000円+税★
続いて9番~
★桜めのう 30ミリ勾玉HC⑨(マダガスカル産) 15,000円+税★
ラスト10番~!!
★桜めのう 30ミリ勾玉HC⑩(マダガスカル産) 15,000円+税★
豪華絢爛な10番。
最後まで見ていただける方のために、10番はオススメな個体、お気に入りな個体を紹介しています☆
といっても撮影順を選んだのは別の方なので実は偶然なのかも。
意図してくれていたら、すぐるは嬉しいですね~
ほかのサイズ、グレードも下記のページで紹介しています
是非見てみてくださいまし~!!
・桜めのう 30ミリ勾玉(通常グレード) 9,000円はこちらから~
・桜めのう 20ミリ勾玉(通常グレード) 3,500円はこちらから~
・桜めのう 16ミリ勾玉(通常グレード) 2,000円はこちらから~
では本日ここまで~!!