おはようございますっ!MORiKO★です!
今日はルビーのビーズをご紹介いたします。
入荷自体は2ヶ月も前なので、もしかしたらもう残っていないかも知れないのですが、こういうルビーのビーズもありますよ~っとご紹介させてくださいっ♪♪♪
ルビーと言えば、赤くて透明の宝石。
ビーズのルビーを見るまではみなさんそういうイメージをお持ちですよねっ!笑
しかしビーズに加工されるルビーと言えば、透明感がありません。
透明感のあるルビーは宝石として取り扱われます。それをビーズに削るなんてとんでもない!!!
カット石と比べて丸ビーズは余りにも捨てる部分が多いのです。(穴あけのときに割れてしまうものも多いです。)
天然で透明感のあるルビーのビーズを作ったら・・・
一粒でうん百万円するんじゃないでしょうか。
しかし、綺麗なルビーのビーズは欲しいですよね~
そこで近年新しい技術で綺麗なルビービーズが作れるようになってきました。
写真をご覧ください。
なんて綺麗なんでしょうっ♪♪♪
一目ぼれしてしまいますね~!!!
ところで「含浸処理」という言葉にお気づきの方はいらっしゃいますか?
そう、透明感のあるルビーのビーズを作るのは不可能だと言われていましたが、それを可能にしたのが「含浸処理」なのです。
含浸処理とは石に存在する細かいヒビや隙間の中に、高圧で樹脂やガラスなどを浸透させる処理です。
この処理は異なる2つの目的があります。
ひとつは強度を強くするため。
ラピスラズリやターコイズなどの石はとてももろい石なので、そのままではビーズに加工することができません。そのため樹脂を組織の中に浸透させて強度を高くしてからビーズに加工するのです。
そしてもうひとつの目的が透明度を上げるためなのです。
今回ご紹介したルビーには鉛ガラスを含浸させてあります。
ルビーの中にあるミクロのヒビや隙間を鉛ガラスが埋めることによって、透明感がアップするのですっ!
したがって元の原石はこれよりも透明感が劣るものになります。いわゆる石の「お化粧」ですね~♪♪♪
一部の人には受け入れられないかもしれませんが、これも元々はれっきとした天然ルビー!
綺麗で透明感のあるルビーをお探しの方はこの含浸ルビーがオススメですよ~♪♪♪
それにしても本当にかわいい~♪♪♪