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紫色のスギライト

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おはようございます。
サルオです。

本日はスギライトのビーズを紹介させて頂きます。

★スギライト11ミリビーズ 南アフリカ産【限定2】 3,456円(税込)★
オンラインショップにて販売中!! 

スギライト言えば紫色をイメージする人が多いと思います。
もちろん僕もそうです。

元々は愛媛県の瀬戸内海にある岩城島で発見され、発見者の一人である杉健一氏の名前から「スギライト」と名付けれれたのは有名な話だと思います。

しかし、この本来のスギライトは紫色ではなく淡い黄褐色の結晶だったそうです。
ここで「本来のスギライト」という表現をさせて頂いたのは僕らがよく見かける紫色のスギライトはマンガン(Mn)という金属元素を含むスギライトの変種であり、紫色になっている要因もマンガン(Mn)によるものです。

そしてスギライトは1980年に南アフリカ共和国のウィーセル鉱山で大量に発見されたことで市場に多く出回るようになりました。
岩城島で発見されたスギライトは数mm程度の大きさに対して、この南アフリカ共和国のウィーセル鉱山で発見されたスギライトは多種の鉱物を伴う形で発見されております。

そのため、多種の鉱物についても見ていきましょうか。

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完全に綺麗な丸になっていないところはご了承頂きたいところではございますが、このビーズの中でも紫色の部分こそが「スギライト」になりますが、黒い部分はブラウナイト(ブラウン鉱)やマンガナイト(水酸化マンガン鉱)となります。

このはブラウナイト(ブラウン鉱)やマンガナイト(水酸化マンガン鉱)からなる層の間にバンド状にスギライトが入っているのが特徴です。
それは出雲石が花仙山の鉱脈に入っているイメージに似ているような気がしますね。

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他にもスギライトと共生している鉱物としてペクトライトがございます。
ペクトライトという鉱物名は聞き覚えがないかも知れませんが、ペクトライトには有名な宝石がありますが、それがラリマーです。

ラリマーはドミニカで産出される特殊なペクトライトですが、通常は水色ではなくもっと青みが強いものが多く、そのペクトライトを大量に含んだスギライトは青色になります。

つまり、「ブルースギライト」という名称で販売されているものは多くのペクトライトと共生するスギライトのことなんですね。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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