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パープルルチルクォーツのブレスレット

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こんばんは
サルオです。

本日はパープルルチルクォーツのブレスレットを紹介させて頂きます。
パープルルチルクォーツは通称名です。

内包物はゲーサイトもしくはレピドクロサイトです。

そして、今回のパープルルチルクォーツの一番の特徴はアメジストに針状の鉱物が内包していることです。

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そういえば昨日もアメジストにゲーサイトを内包したブレスレットでしたね。
しかし、ゲーサイトの色味は昨日が黄色だったものに対して、今日は赤っぽい色をしております。

この色味の違いをはっきりと断言することは出来ませんが、本日紹介しているタイプのものはレピドクロサイトとゲーサイトの両方が混合しているところにあるかも知れません。

あと、ヘマタイトが塊状では黒く見えるけど、薄くないほうする場合は赤くなるのと同じことかも知れませんね。
また、昨日紹介したタイプのゲーサイトinアメジストがカコクセナイトという説もありますが、現物ではないのですが、以前このタイプのブレスレットを鑑別に出したときにゲーサイトという結果が出ましたので、それ以降ゲーサイトだと信じて出しているところもございます。

ちなみにカコクセナイトの成分は(AlFe3+)24O6(OH)12(PO4)17・75H2Oなので、鉄分と水酸基以外では、アルミニウム、リン産、水分を含む。
おそらく、アメジストの紫色になる原因でもある鉄分の余剰分がアメジストの内部に結晶化して出来るにはカコクセナイトの成分はややこし過ぎる気がするんですけどね。
すいません。これはサルオ的な推測です。しかし、そういわれている以上、カコクセナイトinクォーツ(もしくはアメジスト)はもちろん実在するんでしょう。
(火のないところ煙は立たずといったところでしょうか)

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ゲーサイトは、鉄の水酸化物ですので、「自然の鉄サビ」といったところでしょうか。
なんどもお話しているので聞き飽きたかも知れませんがレピドクロサイトとは同質異像の関係にあり、結晶構造が違います。
しかし、この結晶構造の違いは肉眼でははっきりと判断が出来ません。

そして、この両者はこのブレスレットのビーズのように混同することが多いのが特徴です。

下の写真のように、カニの足のようなギザギザしているところはレピドクロサイトになります。

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難しいことを色々書いてしまいましたが、アメジストにしっかり内包物の入ったパープルルチルはとっても珍しいですよ。

ちなみに、ルチルでもないのに何故パープルルチルと呼ばれるのかについては、こちらをご覧頂けると喜びます。

パープルルチルクォーツの「パープル」って紫という意味ですよね?

最後までご覧頂きありがとうございました。
よい休日を!

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