こんばんはっ! すぐるちゃんですっ!!
様々な勾玉に挑戦していくプロジェクト。
いよいよ、この勾玉を紹介できる日がやってきました。
その勾玉とは、、、
そうですっ!ラリマーの勾玉!!
ラリマーの勾玉は我々バイヤー陣のかねてからの願い。。。
そして夏をむかえる前に出せたこと、とってもほっとしています。
というのも、この勾玉を作ろうと海外に行ったのが昨年の9月です。
蒸し暑い中ラリマーの原石を見せて頂き、ヤブ蚊と戯れながら購入を決めたのを
覚えています。(すぐるは血がまずいからかほとんど刺されませんでした☆)
★ラリマー勾玉の元となった原石スライス★
1箇所しか採れない石はどれも値段があがるという話を前したと思いますが、
ラリマーもまたその顕著な例です。我々の中ではこの石を仕入れるのは相当難易度が高いだろうと
思っていました。勾玉化プロジェクトきってのラスボスクラスだったのです。
そんな中偶然めぐり合ったのがこのスライス状の原石。
薄くはあったのですが、それ以上に模様がきちんと出ていたのです。
30ミリはできないだろう。それでもこの模様は勾玉にしておきたい。
そう思いながらこの原石を仕入れたのですね。
。。。そこから色んな事があってこの季節になっています。ラリマーの加工は簡単ではありませんから
職人さんに割りに合わないと嫌がられてしまったのです。レアな石ほど加工も一癖も二癖もあるものだと
感じたものです。でも原石をもう入荷していましたから何とか交渉に交渉を重ね勾玉化を実現させました。
★ラリマー勾玉の元となった原石スライス★
ところで皆様。このラリマーの波目のような模様ってどのようにできあがっているものなのかご存知ですか。
実はラリマーはめのうのように空洞に形成される事の多い石なのです。
多くは玄武岩や安山岩といった黒っぽい石の空洞の内部に形成され、初期にはブドウのように小さな球状の結晶をいくつもいくつも発生させます。それが徐々に大きくなっていくといずれ球同士がぶつかりあうのですね。
そのぶつかってぎゅうぎゅうになった境目、それが模様になるのです。
その起因を考えると、我々がこうして勝手に海や空を切り取ったような、、、と申してはいますが
自然の摂理に基づいて一生懸命結晶を成長させた痕跡なのですね。
見た目だけでなく、鉱物のなりたちからラリマーを観察してみてください。
という事で、30ミリから。。。。
30ミリ。。。
そうっ!!30ミリできたのです!!(突然です笑)
店舗ブログの告知を見られた方はご存知かもしれませんが
たった2個!たった2個しただけが勾玉として生まれてきてくれました。
我々もできるとすら思っていませんでしたから2個だけでも
できた事本当に神様ぁ、、、!!と思ったものです。
この2個をできるだけ公平公正にお出しするため、今回このネットでのお披露目と
させていただきました。早い者勝ちですよ~!!
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模様の粋を集めたTOPグレードです。
なんとちゃっかり鑑別までくっついてきます。
ラリマーはブルーアラゴナイトやら、カルサイトやら似たような石が巷にあふれてきていますので
誠意を示したく、30ミリを試しに鑑別に出してみました。
結果「ブルーペクトライト」←ラリマーの鉱物名称ですね
がきちんと出てきました。
いつも鑑別機関に送るときというのは「ちゃんと正しい結果が出るかな、、、」
と一抹の不安を感じながら送りこみますが、今回は原石から加工をしていますから、
これほどまで自信を持って送れる事はありませんね(笑)
勾玉に鑑別?と思われる方もおられるかもしれませんが
この石で勾玉を作るならば、これくらいの事をしなくてはいけません。
それほどに市場価値を見ても、バイヤーの熱量をとってもラリマーは特別な存在なのです。
模様のある石は大きいほどにその魅力を楽しめます。
この特別な勾玉をどんな方がお迎えしてくれるのか。
思いを馳せるだけでも心が躍ってしまいます☆
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HCグレードも少しお手ごろに。
ちゃんと鑑別がついています。
勾玉って多少長方形ではありますが、
丸ビーズのサイズとほぼ同じ原石が必要になってきます。
20ミリ勾玉なら、20ミリ玉ビーズを作るくらい、16ミリ勾玉なら
16ミリ玉ビーズくらい、原石の大きさが必要です。
かたやそのサイズの丸ビーズは数万とする世界ですから、
30ミリでこの価格でもこの石ではとてもお手ごろなのです。
それはやはり原石から1から作ったから。
野菜を例とすると、スーパーで安く売りたいからもうスーパーが
畑を持って野菜作っちゃう!みたいな事をしてしまっています。
私たちはショップでありながら、1から作るってのを大切にしていきたい。
特に出雲型勾玉は弊社オリジナルの形ですからね。
こだわりをもってこれからも勾玉化を進めていきます!
というわけで30ミリは以上の2点でした。
お次は20ミリHC!
★勾玉 20ミリ ラリマーHC ドミニカ産① 23,000円+税★
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20ミリサイズは全店に展開のあるサイズです。
店舗では明日24日(金)から展開となります。
もちろん現物を見ていただいて検討いただくのが一番ですが、
店舗に足を伸ばせない方のためにアナヒータスタイルでは綺麗な個体を紹介しています。
是非覗いていってくださいませ。
★勾玉 20ミリ ラリマーHC ドミニカ産② 23,000円+税★
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この個体はラリマーの発見された初期の色合いをよくとらえています。
実はこの個体の尻尾のあたり少し緑っぽいのですが、
こうした色合いがラリマーとして発見された最初の頃の色合いだとされています。
もともと完全に青い個体ではなく、少し緑がかった個体が見つかり
これが最初に市場でお披露目されました。
最初発見した人がどのような思いで、このラリマーを売りに出したのか。
さぞウキウキだったことでしょう。
★勾玉 20ミリ ラリマーHC ドミニカ産③ 23,000円+税★
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これはオススメですね。
波模様が大きく、カリブ海を眺めているようです。
ラリマーは三大ヒーリングストーンの一角でありながら、
カリブ海三大宝石の1つとしても数えられます。
三大ヒーリングストーンは「ラリマー」「チャロアイト」「スギライト」
カリブ海三大宝石は「ラリマー」「琥珀」「コンクパール」
2つとも名を連ねているこの石。
この石は広く一般に特別な石だったことが窺えます。
★勾玉 20ミリ ラリマーHC ドミニカ産④ 23,000円+税★
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波目がまたグラデーションのように細かく細かくかかっているのもまた一興です。
ラリマーの凄いところって、夏はもちろん合います。それはいわずもがな。
そして更に冬もこの色合いって邪魔しないのです。
着けているだけで冬の女王感が出ますでしょ(ディズニーに感化されてますね)
★勾玉 20ミリ ラリマーHC ドミニカ産⑤ 23,000円+税★
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こちらは特に青みが強いです。
ここまで海のような色合いを魅せられてしまうと
砂浜に連れて行きたくなってしまいますが、
ラリマーは水に弱い鉱物でもあります。
ソーダ(Na)を含むからなのです。
より長い期間楽しんでいただくために
汗ばむ日や水気のある場所では使用を控えつつ、
布などで拭いてあげながらお手入れしてくださいませ。
ということでこちらのブログでの紹介は以上になりますが、
下記リンクから他の個体も見ていってくださいませ。
☆20ミリHC 1番~20番(23,000円+税)はこちらから
☆20ミリHC 21番~35番(23,000円+税)はこちらから
☆16ミリHC 1番~15番(15,000円+税)はこちらから
☆16ミリHC 16番~25番(15,000円+税)はこちらから
またHCに比べてお手ごろな通常グレードも用意しております。
是非ご検討くださいませ。
では本日ここまで~
次の勾玉は6月下旬ごろを予定しています。
何の石種が勾玉になるのでしょうか。。。お楽しみに~!