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【再び】inクォーツのミクロの世界にご招待②

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雨は降るけど梅雨はこない。

こんばんは
サルオです。

6月も終盤に指しかかろうかとしていますが、本社のある島根県は未だに梅雨入りをしていません。
ここのところ数日間、毎日のように曇ったり、小雨が降ったりしていますが、なかなか入らないものですね。
梅雨が来なかったことってあるのでしょうか?

記憶にないので気象庁のHPで調べてみました。(中国地方に限る)
すると!なんと!
データが載っている1951年以降梅雨入りをしなかった年は一度もなく、
そして、1951年以降、もっとも梅雨入りが遅かった日が本日6月24日となっておりました。
(梅雨明けがなかった年は1993年と2009年の2回ありました)

気象庁の皆さん。
中国地方に今日梅雨入り宣言しなければ観測史上最も遅い梅雨入りになりますよ!
そして、幸いなことに島根県では朝9時頃雨が降っていたので出すなら今日しかない!ということでこのブログが公開される20時までに梅雨入りしているかどうか個人的に気になっています。

にしても異常気象と言わざるを得ませんね。水不足が非常に心配です。。。
(ちなみに、唯一1963年に近畿地方のみ梅雨入りしなかった年があったようですが、近畿地方以外梅雨入りしなかった年は1951年以降存在しませんでした。
そして、九州南部・沖縄・奄美以外の西日本は未だに梅雨入りしてません。)

すいません。余談が長くなってしまいましたね。
個人的に雨が降るか降らないかで週末の予定が大きく変わってくるために気になって見てしまいます。

晴れると週末は朝4時半起きで子供の野球の弁当作りが待ってます。。。練習試合か公式戦がある日だけですが、最近ほぼ毎週。
子供が高校生になると給食がなくなるから毎日弁当が必要になるんですよね。。。ゾっとします。

ということで、
本日は先週金曜日に引き続き「inクォーツのミクロの世界」にご招待致します。

①マイカinクォーツHC9ミリビーズ

内包物は「マイカ」つまり雲母です。
そして、マイカグループの中でも、今回紹介しているマイカは「バイオタイト(黒雲母)」にあたります。


★マイカinクォーツHC9ミリビーズ① ザンビア産 【限定3石】 15,120円(税込)★
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拡大しなくても何やら面白そうな雰囲気を持っているのが分かりますね。

それでは、拡大してみましょう。


★マイカinクォーツHC9ミリビーズ① ザンビア産 【限定3石】 15,120円(税込)★
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まず、最大の特徴は薄い層状の結晶が幾重にも重なりあっているところです。
この特徴から雲母は別名「千枚はがし」とも言われていますが、上の結晶はさすがに千枚もないかなと思いましが、100枚は軽くありそうですね。

そして全体的に扇型の結晶をしており、光りを当てることで扇の中心に向かうほど緑色は濃く、そして鮮やかになっているように見えます。
例えるにエメラルドのようなグリーンカラーになってます。

そして、外側に行くほどモルダバイトのような色味に変わっていきますが、わずかに透明感を伴っているところも綺麗に見える要因となっております。

では、別の角度から見るとどのようになっているのか、下の画像をご覧下さい。


★マイカinクォーツHC9ミリビーズ① ザンビア産 【限定3石】 15,120円(税込)★
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やっぱり千枚はがしになってますね。

②マーカサイトinクォーツ10ミリビーズ
内包物は「マーカサイト(白鉄鉱)」です。


★マーカサイトinクォーツ10ミリビーズ① ブラジル産 【限定2石】1,512円(税込)★
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マーカサイトはパイライトは同質異像の関係、つまり、同じ成分で結晶構造が違うために別の鉱物として区別されている石です。

結晶構造の違いは割りとシンプルで、パイライトが立方体など立体的な形を形成するのにたいして、マーカサイトはそれを押しつぶしたような形状の結晶になります。
「押しつぶしたような」というのは下の写真を見てもらうと分かりやすいですよ。


★マーカサイトinクォーツ10ミリビーズ① ブラジル産 【限定2石】1,512円(税込)★
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マーカサイトも雲母のように薄い層が重なりあっているように見えますね。
この薄い膜のような結晶が広がっていることで、金属光沢を持つ金色をはっきりと見ることが出来ますよ。

ちなみに、パイライトとマーカサイトの違いを正確に調べるには肉眼では難しい場合が多いようです。

この2種類以外にも色々商品をアップしておりますので、下記のリンクよりご覧頂けますと喜びます。

オンラインショップのこだわりビーズはこちらから

また、余談です。。。今日はペンが進みます。

ミクロはドイツ語で「とても小さい」という意味で、おそらくここからμ(マイクロ)という単位が出来たのではないかと思いますが、1μm(マイクロメートル)ってどれくらいの大きさかご存知でしょうか。

1mm(ミリメートル)は1m(メートル)の1000分の1です。
そして、1μm(マイクロメートル)も1mm(ミリメートル)の1000分の1となります。
あの小さい1ミリを1000等分した大きさってとんでもなく小さいですね。

そんなとっても小さい1μmの大きさのものってどんなものがあるのでしょうか。
身近なものですとヨーグルトや発酵食品に入っている乳酸菌の大きさが1μmだといわれています。

ここに乳酸菌がいるよ!と言われてもこの大きさなら見えるわけないですね。
ちなみに、花粉の大きさは約30μm(乳酸菌の約30倍)
そして、インフルエンザウイルスの大きさはなんと乳酸菌の10分の1である0.1μmといわれています。

こんなに小さいインフルエンザウイルスをカット出来るマスクの性能ってとんでもなく凄いことですよね。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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