こんばんは
サルオです。
いや~面白いビーズに出会いました。
その名も「スターレモンクォーツ」と申します。
レモンクォーツのビーズは今まで何度も目にしたことはございます。
しかし、スター効果のあるレモンクォーツを見るのは初めてですよ!
レモンクォーツについては2種類に分かれます。
水晶にサルファーが内包して黄色くなった水晶と放射線による照射処理(+加熱処理も含め)が施されて黄色くなったもの。
今回のレモンクォーツは後者の放射線照射処理が施されたタイプになります。
それでは画像をご覧下さい。
★スターレモンクォーツ 13ミリビーズ①【限定10石】1,620円(税込)★
オンラインショップにて販売中!
(光りが近すぎるとうまく出ないことがございますので、少し離したくらいがちょうど良いと思います)
そして、しっかりとしたスター効果を見ることが出来ますよ。
イエローカラーのビーズでスター効果持つものは珍しいので、大変貴重なものですよ。
ちなみに、強めの光を当てていない画像がこちら
★スターレモンクォーツ 13ミリビーズ①【限定10石】1,620円(税込)★
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色味がほんのりダークな感じになっているところから、ビアクォーツとも呼ばれるそうです。
「ビア」とはお酒が好きな人はすぐに’ピン’ときますよね。
ビールの「ビア」です。
もちろん明るいタイプのものもございます。
★スターレモンクォーツ 13ミリビーズ②【限定10石】1,620円(税込)★
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色味のバリエーションは色々ありますので、是非リンクから商品ページをご覧頂けますと喜びます。
11ミリサイズのビーズもございます。
合わせてご覧下さいませ。
★スターレモンクォーツ 11ミリビーズ①【限定10石】1,080円(税込)★
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ここからは考察になります。
少し難しい話になりますのでご興味があればご覧下さい。
先にも触れさせて頂きましたが、このレモンクォーツの黄色い色味は放射線処理によって色が着いております。
通常水晶の内部に不純物としてアルミニウムを含む場合、放射線処理をするとスモーキークォーツになります。
その放射線処理を黒くなる手前の黄色い状態でとめる、もしくはスモーキークォーツにしてしまったものを加熱処理して退色させてイエローカラーのレモンクォーツにしております。
これでレモンクォーツの説明は出来ますが、問題は「スター」について。
スター効果を持つ水晶といえばローズクォーツとミルキークォーツがあります。
ということはスター効果を持つミルキークォーツを放射線処理してスターレモンクォーツにしているのか?と思いましたが、どうやらそんな簡単なことではなさそうです。
まず、スター効果を持つ要因は「ルチル」の内包によるもの。
ローズクォーツがピンク色に発色する原因は周囲の原石から出る自然の放射線によりチタンの一部が水晶のケイ素と置き換わりピンク色に発色すると思われます。
そのため、自然の放射線を出す岩石が周囲になければミルキークォーツになります。
つまり、ミルキークォーツは放射線の影響を受けることでイエローカラーのレモンクォーツではなく、ローズクォーツになるということ!
なるほど、スター効果を持つレモンクォーツは何か普通ではない特別な条件が必要であることが分かりました。
それは、人的な処理によるものなのか、天然の産出条件の違いによるものなのかは現時点では分かりません。
天然の産出条件の違いであれば、スター効果が出る原因はルチルではない!?
いや、こんな60度ずつで交わる性質をもつ繊維(針)状の鉱物はルチルしか思い浮かびませんが、他にもある?
角閃石系であれば同一方向に並ぶ傾向があるので、キャッツアイにはなりますが、スターにはならないはず!?
今まで見たことがないものについて考えるのは楽しいですね。
こうして考えていること自体が楽しくて、個人的には天然石の楽しみ方の一つでもあるのですが、やはり正解は知りたいもの。
そして、案外答えは単純で簡単なことかも知れませんが、これ以上のことは今の時点では調べても出てこなかったので、もし分かりましたら今後このブログで説明させて頂きたいと考えております。
結論がでなくて申し訳ございません。書いているうちに答えが分かってくるかな?とも思いましたが出ませんでした。
最後までご覧頂きありがとうございました。