こんばんは。
サルオです。
面白いビーズを発見しました。
既にオンラインショップで販売されていたスティブナイトinクォーツのビーズで、よく分からない針状の内包物を発見しました。
また考えさせられる難しい話になってしまうかも知れませんが、非常に珍しいものだと思いますので考察をさせて頂きます。
僕もこのブログを書きながら考えていきます。
それでは、そのビーズの写真がこちら
★スティブナイトインクォーツHC 11ミリ ビーズ① 8,100円(税込)★
オンラインショップにて販売中!
ビーズ穴の左側に穴に対して同じ(近い)方向に太くずぼっと入っている銀色の鉱物がスティブナイト。
スティブナイトはルチルなど他の針状の内包物と比べると圧倒的に太く入るのが特徴で、さらに結晶面から光りを反射しギラリとした光りを放つのが特徴です。
時に針状だけではなく、平面状に水晶に内包することもあります。
今回僕が気になっているのは、黄色い平面状の内包物と、白に近い黄土色をした細い針状の内包物です。
これをじっくりと見ていきたいと思います。
まず、違う方向から撮影された写真がこちら。
★スティブナイトインクォーツHC 11ミリ ビーズ① 8,100円(税込)★
オンラインショップにて販売中!
黄色い平面状の鉱物は想像がつきやすいと思います。
ライモナイトですね。おそらくこれは間違いないでしょう。
問題は針状の内包物。
下の写真の青□で囲っている箇所です。
オンラインショップにて販売中!
肉眼ではスティブナイトとは異なる色と形状をしているように見えますね。
光沢を見るために強い光りをあてて拡大して見てみましょう。
光沢自体はスティブナイトとは異なりキラリとした感じはありません。
しかし、この時点でなんとなく気づいてしまいました。
(実際はルーペで見ると分かりやすいですよ。)
もっと拡大してみます。
写真がぼやけていて申し訳ございません。
これが限界でした。
でも、スティブナイト特有の縦方向の条線が見えますよね。
つまり、この内包物もおそらくスティブナイト。
そして、この内包物の近くにあるライモナイトからも想像出来るように、このスティブナイトはライモナイトに覆われているため、まるで違う鉱物のように見えているのではないかと推測出来ます。
しかし、もう一本の注目の針状内包物はまた違うと思います。
そのお写真がこちら。
これは細長い内包物に接触するような形で内包している薄茶色部分が大きく影響していますが、この穴を覗くと中もこの色になっていることが分かります。
つまり、ここは何か内包しているわけではなく、何か内包していたものが抜け落ちたでライモナイトが入った、もしくは水晶が出来た後に何かしらの原因で内包物が溶けてなくなったのではないかと思います。
何があった跡なのか今では分かりませんが、これも不思議な現象ですね。
もしスティブナイトであれば、空洞が長細いので鞘から刀を抜くようなイメージでスティブナイトが抜け落ちたとは考えにくいような気がします。
だとしたら溶けてなくなった?
なんとも不思議なビーズですね。
普通のビーズに飽きた方にオススメの希少ビーズですよ。
最後までご覧頂きありがとうございました。