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マダガスカル産クリソベリルの原石

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こんばんは。
サルオです。

本日はクリソベリルの原石を紹介させて頂きます。


★クリソベリル結晶 マダガスカル産 約4.3mm×約3.3mm×高さ14.1mm 約0.6g  2,800円+税 ★
オンラインショップにて販売中!!

このブログ内で何度も「キャッツアイ効果(シャトヤンシー効果)」という名前で猫の目のように光る鉱物を紹介させて頂いてきました。
しかしながら、その中で本来の「猫目石」と呼べるものは1つもございませんでした。

この「猫目石」という名前から想像すると、キャッツアイ効果を持つ鉱物全般そのように呼んでいいように感じてしまいますが、厳密に言うと「猫目石」はキャッツアイ効果を持つクリソベリルだけに与えられた名前なのです。

そのため、もちろんですが、「人工キャッツアイ」といわれるガラスの人工物でもございません。

では、この原石からキャッツアイ効果が見れるかと言いますと、、、


★クリソベリル結晶 マダガスカル産 約4.3mm×約3.3mm×高さ14.1mm 約0.6g  2,800円+税 ★
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原石なので光りを当ててもキャッツアイ効果は見えませんでした。
キャッツアイ効果はカボション状態や球体などある程度丸みを帯びている必要がございません。

この原石も一方方向に条線が出ているので、上記の形状に研磨・加工するともしかしたらキャッツアイが出るかもしませんね。

キャッツアイ効果が出れば「猫目石(クリソベリルキャッツアイ」となります。
残念なのはこの猫目石は希少価値が非常に高く、ほとんどが宝石用としてカボション加工されます。

ビーズになれば間違いなく仕入れたい天然石なのですが、いかんせんビーズは穴あけをしなければならず、この穴あけによって石が割れるリスクが高まるため、ビーズになることは恐らくないのではないかと思います。

ちなみに、クリソベリルは「ベリル」という名前がついていますが、鉱物の「ベリル」とは異なります。
グリーンベリル、イエローベリル、モルガナイト、アクアマリンなどのベリルという鉱物なのですが、クリソベリルは成分がベリルとは異なりますので別鉱物となります。

少し難しい話になってしまいますが、
ベリルの成分:Al2Be3Si6O18
クリソベリルの成分:Al2BeO4
両者共にAl(アルミニウム)とBe(ベリリウム)という元素を含む鉱物ですが、ベリルがケイ酸鉱物であるのに対してクリソベリルは酸化鉱物となります。
おそらく、両者に共通する「ベリル」という名前はベリリウムを含む鉱物ということだろうと思います。


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このクリソベリル原石の一番の特徴は非常に強い光沢にあります。
この強い光沢のために、黄金を意味するギリシャ語の名前を付け「クリソベリル(黄金のベリル)」と呼ぶようになったそうです。

上の写真を見ても「眩しいっ!」て感じるくらいなので、素晴らしい光沢ですね。

先にも書きましたが、ベリルではないのですが、昔誤って付けられてしまった名前が定着してしまったため、現在まで変更出来ずに続いてしまっているそうです。

日本の和名でいうところのバラ輝石(ロードナイト)のようですね。
ロードナイトも輝石族ではない(準輝石族になります)のに輝石と付けてしまったものの、今日まで名前を変えることが出来ずそれが定着してしまっていますので、理由がそっくりです。

余談になるのですが、
このクリソベリルという鉱物の変種は、もう一つ非常に高い希少価値を持っている宝石がございます。
それが何か分かりますでしょうか。



正解は、
「アレキサンドライト」です。
アレキサンドライトもクリソベリルの変種で、カラーチェンジする宝石として知られていますね。

このアレキサンドライトも決してビーズになることはないであろう宝石の一つだと思います。
いつかビーズが出てきたら嬉しいんですけどね。。。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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