こんばんは。
サルオです。
寒くなってきましたね。
そして、この記事を書いている11月7日は久しぶりに島根では雨が降っております。
雨が降ると余計にその寒さを感じる季節がやってきました。
しかし、雨が降ると見えるもの嬉しいものいえば虹!
虹が出るとついつい見入ってしまいますね。
そして、その虹を天然石の中に綺麗に入っているものの代表といえば水晶です。
そのため、本日は虹が綺麗なクラックレインボー水晶のポリッシュポイントを紹介させて頂きます。
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わざわざ商品名に「クラック」という言葉をつけるということは。。。
そうです。人工的にクラックを入れて、意図的に虹を出したものだと思います。
人工的なクラックの入れ方は水晶に熱を加えて高温にすることで水晶にクラックを入れるそうです。
原理としては
たいていの水晶は内部に水を含んでおり、それが白いモヤのように見えるところなのですが、その内部に含まれている水が温度の上昇によって蒸発し体積が膨張することで水晶内部に亀裂(クラック)が入いるそうです。
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そして、人工的に入れたクラックも天然のクラックも虹が出る原理は同じで、薄いクラックに光があたることで光の干渉が起きて虹が見えるようになります。
クラック自体は人工的に入れたものですが、マイナスに考える必要はないと思います。
とっても虹が綺麗に出ますしね。
この水晶が天然であるという証拠は2つめのポイントにあります。
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分かりにくいかも知れませんが、中央よりやや右付近に緑泥石が内包しており、ガーデンクォーツになっている箇所があります。
拡大してみてみましょう。
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こういった他の鉱物が内包することこそ天然水晶の証ですね。
ここからは余談ですが、10年以上前。
それこそ、僕がまだ入社して間もないころだった思います。
海外から入荷した水晶クラスターにガムテープが貼られていて粘着剤が完全にこびり付いてしまい取れなくなってしまっておりました。
おそらく、海外の業者さんが何か目印として分かりやすくするために貼ったものだと思います。
この粘着剤を剥がすのに思いついたのが熱いお湯の中に付けてふやかして溶かすこと。
さっそくバケツに熱湯を注ぎこみ、その中に水晶クラスターを入れたところ、、、、
皆様の想像通りです。
ビキビキ、ビシビシと音を立てて水晶が割れてしまいました。
その時は何でだろ?と思いましたが、先ほどのクラックを作る方法と同じことを無意識にしてしまったということですね。
クラッククォーツを人工的に作るときは割れない程度に温度や時間を調整するのでしょう。
割れないようにクラックを入れるのもある意味熟練の技なのかも知れませんね。
最後までご覧頂きありがとうございました。