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希少石リチオフィライト TOPグレードのビーズ

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こんばんは。
サルオです。

本日は希少石にして、さらにビーズとしてはトップクラスの品質のリチオフィライトを紹介させて頂きます。
こちらのビーズは店舗催事のミネラルショーにも登場する予定ですので、お見知りおきを!


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このブログ内で紹介するのは初めての石ですので、最初に鉱物の説明をさせて頂きます。

リチオフィライト 和名:リチオフィル石 英名:Lithiophilite
成分:LiMnPO4(金属元素のリチウムとマンガンからなるリン酸塩鉱物)
硬度:4~5
結晶系:直方晶系
比重:3.4~3.5
光沢:ガラス光沢~樹脂光沢
へき開性:あり

石の意味:自分も含めて周りの人を明るい気持ちにさせてくれる。自身の行動を良い方向に導くといわれています。


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この石の持つ鮮やかな華やかなオレンジ色を見ると石の意味の通り明るい気持ちにさせてくれますね。

リチオフィライトを取り扱ったことはありますが、このようにパキッとした鮮やかな色味のものは初めてです。
さらにいうと、この石で透明感のあるビーズに出会ったのは初めてです。
むしろ、さ希少な透明感のあるリチオフィライトがビーズになるなんでとっても大きな驚きでした。

ここから紹介させて頂くのは6ミリサイズのビーズです。
6ミリサイズのビーズでも鮮やかなオレンジ色をしていて、かつ透明感もあるので驚きです。


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この鮮やかなオレンジ色は成分でもある「マンガン」によって発色しています。
そのマンガンが鉄に置き換わるとトリフィライトという鉱物になり、別鉱物になりますが、この両者のあいだは連続しています。

今回は高品質のリチオフィライトを紹介しているので、もちろんほとんど入ってはおりませんが、黒い鉱物と共生していることがあります。
それが、このトリフィライトであったり、軟マンガン鉱であると思われます。


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この鉱物がどのような分類の鉱物かと言いますと、先にも書かせていただいたリン酸塩鉱物(PO4)になります。

代表的なリン酸塩鉱物というとアパタイトやターコイズがあります。

アパタイトの和名:燐灰石の「燐」はリン酸の「リン」と同じものです。
リン酸を燐酸と書く読めないこともありますが、高校の化学の教科書ではたいてい「リン酸」と表記されていたと思うのでそれに合わせました。

先に紹介したトリフィライトはペグマタイト中で形成される最初のリン酸鉱物だとといわれています。
しかし、トリフィライトやリチオフィライトは不安定な鉱物であるため、鉱床中でだんだん変化していき、アパタイトなどの別のリン酸塩鉱物に変化していくそうです。

そういったところからリン酸鉱物の「元祖」ともいわれている特殊な鉱物ですよ。
そして、そこが希少である根拠になっているんですね。

余談のなってしまいますが、僕が大学生の頃「リン酸」というものは非常によく使いました。
アパタイトという鉱物が人間の「歯」や「骨」を形成している成分と同じであることはこのブログ内でも書かせて頂いておりますが、リン酸は人間、もっというと生物にとって欠かすことが出来ない酸なのです。
それは、歯や骨だけでなく、人体を構成するタンパク質や遺伝子のDNA、新陳代謝にも大きく関わっている生物にとって欠かすことの出来ないものなんです。

だからといって絶対に間違えないで頂きたいのは、「絶対に鉱物を食べないで下さい」ということです。
のどにつまる、胃に穴が開く、う〇ちが詰まるといった問題が考えられますので絶対にやめて下さい。

リンは魚や大豆、乳製品、卵、米(胚芽部分)に多く含まれています。
また、多くの食べ物に含まれているので普通に生活していればリンが欠乏することはないそうです。
なのでもう一度言いますが、

「石は絶対に食べないで下さいよ。」

最後までご覧頂きありがとうございました。

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