こんばんは。
サルオです。
本日はアイスの実を紹介させて頂きます。
★パープルカルセドニー原石 インドネシア産① 約3.4×2.8x高さ1.3cm 3,000円+税★
オンラインショップにて販売中!!
見た目がひんやりしていて、とっても美味しそうに見えませんか?
そうです。
まるで、アイスの実’グレープ味’のような印象を与えてくれる原石です。
この○○っとした結晶が集まっているところなんかそっくりですよね。
全体像を見てみましょう。
★パープルカルセドニー原石 インドネシア産① 約3.4×2.8x高さ1.3cm 3,000円+税★
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とっても粒々っとした原石です。
ビーズやブレスで取り扱っているパープルカルセドニーのほとんどは人為的な染色処理が施されたもの。
しかし、この原石は天然色のパープルカルセドニーですよ!
といったものの。。。色々と疑問に思うことがございます。
グレープカルセドニーともいわれるこの天然色のカルセドニーはどのような要因で紫色に発色しているのでしょうか。
紫色に発色する要因として考えられるのが、微量に含まれる金属元素によるもの。
例えばスギライトであれば、マンガンが原因で紫色に発色しています。
パープルサファイアのようなコランダムですとクロムを主として鉄やチタンが混ざることで紫色に発色します。
アメジストは微量に含む鉄によるもの。
このパープルカルセドニーも上に書いた3パターンのうちのどれかだと思われますが、どれにあたると思われますか?
この色味ですよ。
★パープルカルセドニー原石 インドネシア産② 約3.6×2.2x高さ1.7cm 3,000円+税★
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おそらく発色要因はアメジストと同じではないかと思われます。
そもそも、僕がよく見ている鉱物データベースの海外サイトでは、カルセドニーではなくクォーツ、つまりアメジストだと記載されています。
この石自体2016年にインドネシアのスラウェシ島で発見された新しい石なので色々な憶測が飛び交っている状態だと思います。
「以前はカルセドニーだと思われていたがアメジストであることが判明」と書いてあるところもありました。
ただし、日本のサイトにおいてはそのように書いてあるところはなく、また、個人的な見解ですが、原石の表面がぶどう上になるのはカルセドニーの典型的な特徴でもあるので、「アメジスト」といわれてもにわかに信じることが出来ません。
しかし、アメジストだと言われるとこの色味になることも納得出来ます。
と、いうのもハンガリー産のアメジストがあるからです。
アメジスト原石(ハンガリー産)の記事はこちら
形状の違いは多少あるものの、色味は全く同じですね。
これは紛れもなくアメジストなので、形状は多少違いますがインドネシア産のものもアメジストといえばアメジストのように感じてきますね。
★パープルカルセドニー原石 インドネシア産② 約3.6×2.2x高さ1.7cm 3,000円+税★
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拡大して両者を比較すると確かに結晶の表面は同じように見えます。
(圧倒的にインドネシア産の方が小さいので分かりにくいかも知れませんが)
ハンガリー産のアメジスト
インドネシア・スラウェシ島産のカルセドニーはアメジストなのか!?
日本のサイトで「アメジスト」としているところは今のところ見当たりませんが、
信じるか信じないかはあなた次第です。
最後までご覧頂きありがとうございました。