こんばんは。
サルオです。
昨日のブルールチルクォーツすごく綺麗でしたね。
今回のルチルクォーツシリーズのサンプルが出来上がったものをすぐるちゃんから見せてもらった時に、そのあまりの綺麗さに驚きの大声が出てしまったことを思い出します。
それでは本日はプレシャスオパールのブレスレットを紹介させて頂きます。
ブレスレットといっても今回のブレスは普通のゴムブレスとは違いワイヤーブレスとなっております。
内径:約16cm+アジャスター4.5cm 38,000円+税★
オンラインショップにて販売中!!
ブレスレット全体を見て頂くと分かるように、全てのビーズからはっきりとした虹色の輝きを見ることが出来ます。
この虹色に見える現象は遊色効果と呼ばれており、この遊色効果が見られるオパールは特別にプレシャスオパールと呼ばれています。
(ちなみに、遊色効果を持たないオパールはコモンオパールと呼ばれます。)
遊色効果を持っていないコモンオパールもツヤっとした優しい滑らかさがあり人気が高いのですが、やはり、オパールのイメージとしてはこの遊色効果を持つプレシャスオパールをイメージする人も少なくないのではないでしょうか。
拡大して見てみましょう。
内径:約16cm+アジャスター4.5cm 38,000円+税★
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虹色がシッカリと出ているのが分かります。
この虹色が出る仕組みは先日紹介したアンモライトと同じく光りの干渉によるものです。
オパールは肉眼では到底見ることが出来ないくらい小さいサイズのケイ酸(SiO2)の球が無数に集まって出来ています。
その球が特定のサイズで三次元的に規則的に重なると、光りがその球の隙間を通過する時に虹のスペクトルに別れて光るそうです。
光りが散乱しているのでしょうね。
しかし、コモンオパールがあるように全てのオパールが虹色に輝くわけではございません。
ケイ酸の球の大きさがバラバラだったり、不規則に並んでいた場合には全く光らなくなります。
つまり、このように光るプレシャスオパールは特別なオパールだということが分かります。
内径:約16cm+アジャスター4.5cm 38,000円+税★
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また、オパールの成分はケイ酸分だけではなく、いくらかの水分子を含んでいます。
オパール成分:SiO2・nH2O(nは不特定な数量を表します)
例えば水につけるとこで成分のnの量を増やすことが出来ます。
つまり、オパールを水の中につけると周りの水を取り込んで、だんだん水と同化したようになり、水との境界が分からなくなるといわれています。
その効果はハイドロフェンといわれます。
面白い現象ではありますが、これをすることで元々あったオパールのケイ酸の球が不規則的になったりして遊色効果が消えることがあるそうです。
また、このように透明感のあるオパールが白っぽくなったりするそうです。
何が言いたいかと言いますと、まず水につけるのは基本的にNGということと、成分に水を含んでいるため、濡れたからと言ってドライヤーで乾燥させるといった行為も石が割れる原因になりますので、絶対にNGです。
濡れた場合には、乾いた布で優しく拭いてあげましょう。
この美しい輝きからプレシャスオパールは日本人が大好きな石の一つですが、少々お手入れに愛情と手間がかかる石だということも覚えて頂けると喜びます。
最後までご覧頂きありがとうございました。