こんばんは。
サルオです。
本日はパイライトinクォーツのビーズを紹介させて頂きます。
パイライトinクォーツといえば、立体的な金色の鉱物を思い浮かべますよね。
では、今回入荷したものはどうなのか商品を見ていきましょう。
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立体的なところもあれば、薄い膜状に内包しているところもあります。
最近知ったのですが、
立体的なものが「パイライト」膜状に内包しているものが「マーカサイト」だと最近まで思っていたのですが、立体的なものでもマーカサイトの場合もあるそうです。
確かにパイライトサンと呼ばれるものがありますが、実際には「マーカサイト」らしいですし、見た目の形状からだけでは判断できないのかも知れませんね。
ちなみに、パイライトとマーカサイトは同質異像の関係にある鉱物です。
つまり、同じ成分をしているか結晶構造がことなるため別の鉱物名に分類されるものです。
この両者はともに水晶の中よくあり、同じビーズの中にも混在することもよくあるそうですよ。
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パイライトとマーカサイトどちらが上ということはないので、それぞれ好みの問題になってくるかも知れませんが、僕の記憶ではビーズとして市場に出回りだしたのは膜状に内包したマーカサイトinクォーツの方が先だったように思います。
その後しばらくして立体(パイライトの原石でよく見かけるような形状)のまま水晶に内包されたもので、後から出てきたこともありパイライトinクォーツの方が人気になりましたが、今ではどちらも見かけにくくなりましたね。
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今回ツーソンミネラルショーで勾玉用の原石を探している中でinクォーツ系の原石を探すという目的もありました。
そのため、水晶の原石を見るたびに、何か面白い内包物が入っていないかな?と探したものですが、パイライトinクォーツを見かけることはほとんどございませんでした。
(ほとんどいうことは、何個か見つけは下のですが、勾玉用に仕入れたかどうかは、今は秘密にされて頂きます)
ちなみに、見つけたパイライトinクォーツの原石もパイライトが入っている部分は全体の原石のサイズからすると僅か1割程度にあたるところしありませんでした。
そいった所ををピンポイントでビーズに加工しているんだなと、改め感心したことと同時にinクォーツ系の希少性を今回の出張で改めて感じることが出来ました。
最後までご覧頂きありがとうございました。