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マダガスカル産  ラブラドライト4×8ミリ ボタンカットブレスレット

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こんばんは。
サルオです。

本日はラブラドライトのブレスレットを紹介させて頂きます。


★【限定1本】ラブラドライト4×8ミリ ボタンカットブレスレット マダガスカル産 内径約16cm 15,000円+税★
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以前(5年くらい前)のラブラドライトの地色の印象はもっと黒っぽいものでした。
しかし、ビーズやブレスレットなどの加工品のラブラドライトの地色が薄くなくなり、どんどんグレーカラーになりつつあるのは何故なんだろうと疑問に思っていましたが!
今回のツーソンミネラルショーでその疑問が解決されたように思います。


以前のラブラドライト原石のイメージ

そして実際にあったのです。
今回紹介しているブレスレットのラブラドライトのようなタイプの原石が。
おそらく、最近そいったタイプのラブラドライトの産出が増えているものと思われます。

残念ながら写真を撮るのを忘れていたのですが確かに存在していました。
それも、大きい木箱に超大量に・・・

1個当たり10kgくらいの大きさの原石が無造作に木箱の中に入っていて、どんな質のものか取り出して見てみると、、、

痛!

指に痛みを感じたので見てみると細かいラブラドライトの欠片が指に刺さっていました。
ここで感じたことは、「だからラブラドライトのビーズは樹脂による含浸処理が施されているんだ」ということです。


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この写真のラブラドライトのように樹脂含浸処理は透明感を出す効果もありますが、一番の目的は欠けないようにするためだと分かりました。
ラブラドライトはアルバイト(曹長石)とアノーサイト(灰長石)の薄い層が交互に繰り返して出来る鉱物です。

だからこそ、綺麗なラブラドレッセンスの輝きを見せてくれるのですが、薄い膜が剥がれてしまうという欠点も持っています。
完全に綺麗な形のものを作るということがいかに難しいかということは、今月販売されたキャッツアイブルーラブラドライトの勾玉がよい例かも知れませんね。

そのため、樹脂含浸処理をして固めることにより、限り薄い膜が剥がれないようになっているんですね。

逆にいうとカット・研磨が施されていないラブラドライトを素手で触るときは注意が必要ですよ。
その事を今回のツーソンミネラルショーで教訓として体験してきましたので皆様にもお伝えされて頂きます。


積み上げられた原石のイメージ写真

ちなみに、この原石は何か分かりますか?
僕のこの石の原石を初めて見たので思わず撮影してしまいました。

原石の状態ですと「ただの石」感が出てますが、カット・研磨された状態になると全くイメージが変わりますよ。

正解はペトリファイドコーラルの原石です。
意外な感じですかね?

最後までご覧頂きありがとうございました。

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