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色々なブロンズルチルクォーツ

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こんばんは。
サルオです。

通称名も含めて各色ある「ルチルクォーツ」と呼ばれているものの中で、色の範囲か一番広いものこそ「ブロンズルチチル」なのです。
その為、大きな声では言えませんが、名前に困った時は「ブロンズルチル」という名前にすることが多いのはここだけの話でお願いします。

ということで、ブロンズルチルを細かく見ていくと色々なタイプがありますので、紹介させて頂きます。


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色よりもルチルクォーツの入り方が気になってしまうブロンズルチルですね。
まるで、プラチナルチルのように魚の背骨にあたるところから両サイドにルチルが伸びていっていることが分かります。
この特徴はプラチナルチルでよく見られる構造ですが、ブロンズルチルでは珍しいことのように感じます。

そして、色味はどうでしょうか。
少し赤味がかったブロンズルチルクォーツですね。

そもそもブロンズとは日本語で「青銅」を意味しています。
僕はブロンズは「銅」のことだと思っていたのですが、青銅なんですね。
この点で謎が出来てしまったので最後に余談として書かせて頂きます。

つまり10円硬貨も青銅で出来ているので10円玉のような色合いと言うことですが、青銅は銅を主成分(約85%)として錫(すず)や亜鉛(あえん)が混ざった合金です。
この合金と言うのがネックになっているのは混ざる金属の種類や割合によって色味の幅があるということです。

インターネットで「ブロンズ 色」と検索すると黄色っぽい色味から赤味がかったものまで出てきます。
この色味はルチルに色合いに非常に当てはまっているので使いんですよね。

と言うことで、黄色みがかったブロンズルチルがこちら


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ゴールデンルチルクォーツと言ってもいいのかも知れませんが、やはり一部ブロンズがかっているところがあります。
色味の感覚で区別をしているため、本当に判断が難しいところではありますが、、、

ルチルはチタンを主成分とした鉱物です。
そこに不純物として鉄が混ざることで黄色~黒色に色づくのですが、その鉄分の量に比例して色が濃くなっていきます。

大体10%以下の鉄分を含んでいるとゴールデンカラーになるそうで、30%くらいまで増えると黒くなるようです。
ちなみに50%、つまりチタンとの比率が半々になると鉄も主成分扱いとなり、イルメナイトと呼ばれるヘマタイトにそっくりな黒い鉱物となります。


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このブロンズルチルは針の根元にう行けば行くほど黒味が増しているのが分かります。
つまり、根元に近づくほど鉄分の量が増えている証ですね。
そして、針が伸びている核になっている部分はヘマタイトのように見えますが、おそらくこの部分はイルメナイトになっているのではないかと推測されます。
(ヘマタイトの可能性もありますが、見た目からはほとんど区別が出来ません)


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この色が最も代表的なブロンズルチルの色合いになるのではないでしょうか。
まさにブロンズメダルのような色味をしていますね。


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このブロンズルチルはビーナスルチルのように繊細なルチルの結晶が入り込んでいるのが特徴です。
西洋の人で見かけるブロンズヘアーのような色味ですね。

ここからは余談です。
金メダル→ゴールドメダル
銀メダル→シルバーメダル
銅メダル→ブロンズメダル

これって不思議ですよね。金がゴールド、銀がシルバーは分かります。
しかし、銅の英語を調べると「カッパー」と出てきました。
ブロンズは青銅。なんでカッパーメダルじゃないの?と言うのが僕の疑問でした。

ということで銅メダルについて調べてみました。
過去のオリンピックで使われる銅メダルの成分が記載されているサイトがありましたが、錫(すず)と亜鉛を含む合金、つまり青銅(ブロンズ)であることが分かりました。

つまり、銅メダルを正確に言うと青銅メダルだったですね。
金、銀と続いて語呂が良いから銅メダルとなったのでしょう。
銅だけに、どうでもいい話題だったかも知れませんが、調べていると金メダルも金メッキで、大部分が銀製であること、表彰台でメダルを噛む人が多いのは、西洋の昔の風習で本当に金かどうかを噛んで調べていた時期があり、その風習が残ったものであることなど勉強出来たので良しとしましょう。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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