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金色に輝く丸玉 チャルコパイライト ペルー産

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こんばんは。
サルオです。

近頃急に寒くなってきましたね。
関東では雪が降っているとニュースでもやっていましたが、週末は島根県も冷たい風がビュンビュン吹いていて、外に干していた洗濯物が物干し台と一緒に倒れてしまいました。
早く暖かくなって欲しいものですね。

それでは、本日はチャルコパイライトの丸玉を紹介させて頂きます。


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亀さんが金色の球を大事そうに運んでいる姿が可愛いですね。(亀の台座は別売りです)
この金色のボールはチャルコパイライトという鉱物です。
キャルコパイライトともカルコパイライトとも呼ばれますが、英語をカタカナで表記した時の違いなので同じものです。

鉱物の名前に「パイライト」という名前が入っているので、パイライトの仲間でしょうか。
そうです。想像通りチャルコパイライトとパイライトは似たような成分をしています。
その「似たような」という部分に関しては和名を聞けば分かるかもしれません。

パイライトの和名:黄鉄鉱
チャルコパイライトの和名:黄銅鉱

違いは黄色い鉄の鉱物か、黄色い銅の鉱物かといった違いです。
正確にいうと黄銅鉱も成分として鉄は含まれます。

パイライトの成分:FeS2
チャルコパイライトの成分:CuFeS2

ということで、チャルコパイライトは鉄と銅どちらも含んでいる鉱物なんですね。
ちなみに、「チャルコ」とはギリシャ語で「銅」を意味しており、それが世界共通の鉱物名となっております。


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見た目にもパイライトとの違いがあります。
上の写真はチャルコパイライト、下の写真はパイライトです。


比べてみるとチャルコパイライトの方が幾分か濃い黄色をしているように感じます。
この色味の違いはたいていのチャルコパイライトがそのような色味をしており、もしかしたら本物の金に似た目が似ているのはパイライトよりもチャルコパイライトの方かも知れませんね。

また、成分が似ていることからも想像できますが、この両者はともに共生して産出することがよくありまます。
当社が取り扱っているパイライト原石の産地の多くがペルーであるように、このチャルコパイライトの産地もペルーでおそらく同じ鉱山産のものではないかと推測されます。

それにしても、パイライトの原石はよく見かけますが、チャルコパイライトの原石ってあまり見かけませんよね。
これには理由がございます。
それは、金属鉱石として価値の違いからだと思われます。

チャルコパイライトは銅の鉱石として重要な鉱物なので、標本として以外の工業的な使い道がはっきりとしています。
それに対して、パイライトは性質的に純粋に鉄だけを抽出することが難しいようで、工業的な利用はされていないため、標本としてのみ出回っているのではないかと思います。


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あと、チャルコパイライトの特徴は光沢がしっかりとしているというところです。
そのため、どこから、どのように撮影しても撮影者(サルオ)が映り込んでしまします。

なるべく映らないように光の当たる位置を調整したり、体の位置をずらして撮影しましたので他の写真にはあまり映り込んでいませんが、普通に撮るとこのようにはっきりと映り込んできてしまいましたね。
開きなってサルオinチャルコパイライトの写真を1枚載せさせて頂きます。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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