こんばんは。
サルオです。
木曜日にすぐるちゃんが書かないの久しぶりな気がしますね。。。
本日は昨日に引き続き模様のあるビーズを紹介させて頂こうと思うのですが、昨日のワンダーストーンの流紋岩説を書いたときに「明日はユナカイトを書こう!」と思いました。
といいますのも、流紋岩とユナカイトにはある関係がございます。
ユナカイトのビーズを見ながら、その関係についてお話していきたいと思います。
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昨日紹介した流紋岩(ライオライト)との共通点は「岩石」であるということです。
昨日も岩石とは2種類以上の鉱物から出来ているものだと説明をさせて頂きましたが、このユナカイトも見た目からも「何種類か鉱物が混ざっている」というのが想像出来るのではないかと思います。
下に何石かまとめて撮影したユナカイトの写真を載せておりますが、緑色の鉱物、オレンジ~ベージュピンク色の鉱物、水晶のようなシリカ成分に見えるところもございます。
これらの鉱物はそれぞれ別の鉱物であり、それらの鉱物が共生しているものをまとめて「ユナカイト」という宝石名が特別に付けられております。
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ユナカイトの名前の由来は産地でもあるアメリカ・ノースカロライナ州ユナカ山地からきており、宝石名のユナカイトはそのままずばり「ユナカの石」というストレートな名前が付けられております。
(近年の鉱物命名法は語尾に’ite’が付けられているので、ユナカiteでユナカイトです)
実は特定の岩石に対して宝石名が付けられ、一般的に広がることは珍しいことなのです。
先に流紋岩はライオライトと書きましたが、花崗岩(和名:グラニット)とどうようにライオライトと言う名称は流紋岩という岩石の分類名であり、宝石名ではありません。
岩石に対して宝石名が付けられているものはこのユナカイトの他に有名なものとしてはラピスラズリがありますが、その他種類は多くないのではないかと思います。
(ラピスラズリは「ラズライト」「ソーダライト」「カルサイト」「パイライト」などを含んだ岩石です。)
ところで、ユナカイトの岩石としての分類は花崗岩にあたり、共生している鉱物は下記のようになります。
黄緑色—エピドート(緑簾石)
濃い緑色—クローライト(緑泥石)
オレンジ~ベージュピンク色—カリ長石(たいていはオーソクレース(正長石))
透明感のある部分—クォーツ(石英)
岩石は鉱物に比べると価値が下がる印象がありますが、岩石の中でもその模様であったり、綺麗さであったり、魅力的な特徴があることで立派な宝石になることがあります。
このユナカイトもそんな魅力的な岩石の一つではないかと思いますよ。
最後までご覧頂きありがとうございました。