すり鉢・おろし器専門窯元 元重製陶所

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会社紹介

【一本の線、一粒の点、その「一つ」に込められた思い】

【そもそも石見焼とは?】

石見焼の歴史は今から約500年前の戦国時代までさかのぼります。
その最大の特長はなんといっても「防水性、耐寒性、耐酸性」。
島根県・石見地方の粘土は全国でも類を見ないほど焼き物に優れており、
熱に強いだけでなくその高温によって更に固まる性質を持っています。
そのため石見焼は1300度という超高温で焼かれ、磁器に近い性質を帯びる事から
水や酸にも強い焼き物が出来上がります。

そんな石見焼きは、
まだ水道が普及していない明治時代には台所を中心として水を確保する「水がめ」として各家庭の必需品となった事から、
日本海側を中心に北海道から九州まで広がっていきました。

【元重製陶所とは?】

島根県の中間に位置する江津市、
そんな石見焼で有名なこの街で、
1925年(大正14年)に元重製陶所は誕生いたしました。

創業期には「水がめ」を中心に、
そして35年程前からはすり鉢に特化する等、
石見焼の特性と時代の要求を合わせながらご家庭の必需品を作り続けてまいりました。

そして現在では「すり鉢・おろし器専門窯元」として、
日本全国のすり鉢の半数以上にあたる年間25万個を製作・出荷しております。

すり鉢に描かれた無数の線、そしておろし皿に載せられた多くの点、
しかしそれらは一筋の線、そして一粒の点の集合体です。
その一筋の線にはお客様の笑顔と健康を描き、
その一粒の点にはお客様に喜んでいただきたいという思いの載せています。

誰も気が付かないわずかな「一つ」、
その一つ一つに、
元重製陶所の歴史とこだわり、そして商品を通じたお客様への思いが込められています。

【会社概要】

会社名 :株式会社元重製陶所
住所 :〒695-0016 島根県江津市嘉久志町イ1762
代表者 :元重彰治
創業 :1925年(大正14年)

こだわりの商品については関連商品からご覧ください。

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