トパーズの魅力 再発見

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天然石には人の手が加わっていない『天然』と
人の手が加わった『加工石』がありますが
どちらがお好みですか?
こう聞かれるとほとんどの方が
『天然に決まってるよ』と
思われるのではないでしょうか?

しかし、天然には天然の良さがあり
逆に人の手が加わった石は
天然にはない良さがあります。
どちらも元々は天然の石だということには
変わりはなくどちらが優れている!
と言うものでもありません。

今回はトパーズのご紹介の中で、
それぞれの良さを知って頂き
トパーズの魅力を再発見、
そしてどちらも好きになって頂けたらと思います。

 

トパーズの語源

トパーズの名前の語源には
いくつかの説がありますが、
ギリシャ語で「探し求める」を意味する
「Topazosトパゾス」
から名付けられたという説が有力です。

古代、トパーズが産出されていたとされる島は
濃い霧に包まれており、
たどり着くことが困難だったことから
「探し求める」を意味する「Topazosトパゾス」
からトパゾス島と名付けられました。
トパーズはその島の名前にちなんで
名付けられたと言われています。

しかしなんと実際にトパゾス島から
産出されるのはペリドットであり
古代、トパーズと呼ばれた石は
ペリドットだったようです。

トパーズの世界最大の産地はブラジルで
その他メキシコやアメリカ、
日本でも産出されています。

トパーズの特徴

和名を『黄玉』ということから
黄色をイメージされるか
ブルーをイメージされる方が
多いと思いますが
天然のトパーズは基本的に無色です。

硬度は8と、水晶グループより硬い鉱物です。
しかし、特定の方向に割れやすい『劈開性』
が強いため取扱には注意が必要です。

ブルートパーズ

皆様が普段目にするブルートパーズは
無色のトパーズにガンマ線を照射した加工石です。
トパーズは色によって
いくつもの呼び名があります。
今回はその中でも特に人気
そしてこれからの季節におすすめしたい
爽やかなブルー系3つをご紹介いたします。

スカイブルートパーズ

もっとも良く目にするブルートパーズで
空のように明るく薄いブルー

 

スイスブルートパーズ

スイスの真っ青な空の色
通常のブルーより色が濃く鮮やかなブルー

 

ロンドンブルートパーズ

曇りの多いロンドンの空の色
通常のブルーより深くダークな紺色に近いブルー

 

【ブルートパーズの加工について】
無色のトパーズがビーズなどに加工されたあと
ドイツに送られてガンマ線を照射することで
鮮やかなブルートパーズになるのですが
このガンマ線を浴びせる期間に驚きです!
スカイブルートパーズは3ヶ月間
スイスブルー、ロンドンブルートパーズは
なんと2~3年間もの月日を要します。

ガンマ線を照射することで
内包される些少な金属成分や
格子欠陥に反応して青みを帯びるのですが
それが人工的に行われているのです。

あの鮮やかな色は天然では不可能!
人の手を加え、たっぷり時間をかけることで
実現される色なんです。
ちょっと値が張るのも納得です。
とことん色にこだわりたい方におすすめです。

加工石と言っても
決して着色で色を付けているわけではないことが
お分かり頂けましたでしょうか?
人が手を加えるということは
元々その石が持っている良さを
存分に引き出す、と言う事なのです。
だからあれ程、鮮やかな色の
ブルートパーズになるのですね。

 

天然トパーズ

天然のトパーズは基本的に無色の鉱物で
市場に出回ることは稀です。
天然トパーズの殆どは照射処理をして
ブルートパーズとなり出回るため
天然のまま販売される数が非常に少ないのです。
天然というだけで希少性は伝わるかと思いますが、
今回ご案内するトパーズは
『天然』その上『勾玉』
ということで更に希少価値が高くなっています。

トパーズは硬い上に
特定の方向に割れやすい性質『劈開性』を持つため
『勾玉に加工するなんで無理!』という石なんです。
そんな天然石が勾玉になった訳ですから、
非常に贅沢な逸品です!!

中には天然で薄く青みを帯びたものもあります。
これは地中でガンマ線を浴びたことで
ブルーになったもので、
人工的に照射処理をしているのと同じ原理です。
石によっては虹が見える物や
ライモナイト等の
鉄系の内包物を含んだものもあり
見応えは充分です。
内包物を楽しめるのも天然ならではの
魅力ですね。
とにかく天然にこだわりたい方は
勾玉がおすすめです。

トパーズの意味

創造性や感受性を高める。
遠距離恋愛を成就させる。
一途な心を育てる。

トパーズの浄化方法

簡単に出来る一番のおすすめ浄化方法は、
水晶チップまたは水晶クラスターの上に
天然石を一晩置いてあげることです。
特に、水晶はヒマラヤ産を使用すると
しっかり浄化が出来ると言われます。

✕ 太陽光による浄化
紫外線に弱く退色の恐れがあるため
太陽光による浄化は避けて下さい

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